2019年06月25日公開

2019年06月25日更新

選民意識とは?選民意識が強い人の特徴や心理・上手な接し方を解説

選民意識とは、自分たちは選ばれた特別な存在であり、他者を卑しい存在として見下したり排除したりするような考え方を指します。選民意識を持った人との関係は非常に神経を使うものです。どんな接し方をすればいいのか、選民意識が強い人の心理に迫りながら考えてみましょう。

選民意識を持つ日本人が増えている!?

選民意識とは、宗教や民族間の問題に限りません。日本で、しかも日常のごく身近なところでも選民意識を持つ日本人が増えています。 自分の信じる思想が絶対だと信じているのです。それを譲らないどころか、従わない人に対してひどい物言いをしている人を見たことはありませんか?こういった問題は、ニュースで取り上げられることもありますよね。 日本人の意識がどのように変わり、選民意識を持っているのかをご紹介します。選民意識を持った人との、上手な付き合い方も一緒にみてみましょう。

選民意識の意味とは?

選民意識の意味をご存知ですか?「せんみんいしき」と読み、文字のままに解釈すると、選ばれた民の意識となります。自分たちは選ばれた特別な存在であり、他者を卑しい存在として見下したり排除したりしようとする考え方のことです。 極端な考え方をすると、自分と思想が違う人間はすべて異端だとさえ思うこともあるでしょう。同じ思想を持った人間が集まり、結託することで、他の思想は邪魔で排除するべきだと偏った考えを持っています。

選民意識の類語

選民意識の類語には、エリート思考や優越思想が挙げられます。どちらも、自分たちの属する集団が、他よりも優れているという括りで類語とされます。 選民意識は、自分たちが選ばれた存在だと信じています。エリート思考や優越思想は、自分たちの能力を基に優れていると信じています。選ばれたものという意味では同じですが、その根拠はどこにあるかが変わってきます。

選民意識の英語表現

選民意識を英語で表現すると、sense of being the chosen peopleと書きます。選ばれる価値のある人間という意味です。選民意識の思想そのものですね。 elitismという言葉がありますが、これは選民という言葉を表現した単語です。社会の中で優秀とされる人物や集団を重視する思想で、日本語でエリート主義と呼びます。

選民意識が強い人の特徴

選民意識が強い人には、どのような特徴があるのでしょう。自分や属しているグループが特別だと信じている人には、普段から共通した特徴がみられるのです。 選民意識が強い人に共通する、性格や言動から見られる特徴をご紹介します。

特徴1:点数や順位をつけたがる

選民意識が強い人は、何に関しても点数や順位をつけたがる傾向にあります。自分よりも格下であることをはっきりさせると、その人を見下すのです。自分よりも格が同等であったり上だとわかると、同等に振る舞うか尊敬の態度をみせるようになります。 自分よりも点数や順位が上だとしても、属する場所そのものがランクが低いと判断すると、やはり見下してしまうでしょう。例えば、肩書がある目上の人でも、その企業自体が格下であると、どこかで見下しバカにしていることがあります。

特徴2:非を認めようとしない

選民意識が強い人は、自分の考えが絶対的に正しいと思っているので、自分の非を認めることも反省することもありません。人間ですから間違えることもあるのですが、選民意識をもった人は「自分が間違えるはずがいない」と思っています。その思いはぶれることがありません。 「その考えは間違っている」と人に指摘されたとしても、逆に「あなたの考えこそ間違っている」となってしまいます。一般的な常識や、自分とは思想の違う人の考えそのものを受け入れることができないのです。

特徴3:挫折を知らない

選民意識が強い人は、挫折を知らないままやってきたのでしょう。挫折をしたことがないということは、失敗を知らないということになります。失敗による反省や学習もしていないでしょう。そのまま自分の価値観だけを貫くことになります。 また、挫折を知らないと人の気持ちを察することもできません。他人の悲しみに気付くこともできないので、人としても思いやりのある言動はとれないでしょう。選民意識が強い人でも、挫折を味わうことで反省して改める人もいますが、多くの人はそうはならないでしょう。

特徴4:優れている対象を勘違いしている

「自分は優れていて選ばれた人間だ」と信じているのが、選民意識が強い人ですが。優れている対象を勘違いしていることもあります。親の力を自分の能力だと勘違いしたり、学校や企業の名前がハイブランドであることで、属している自分がハイブランドであると思い込んでしまうのです。 そういった思い込みで、実際は能力や魅力が釣り合っていないこともあるので、口だけが達者になってしまう可能性が大きいのです。そうすると、人と意見の対立があっても、自分の確立した意思をはっきりいえなくなります。窮地には、親や企業に助けを求めることになるでしょう。

特徴5:付き合う人を選ぶ

点数や順位をつけたがると話しましたが、総じて人を選んで付き合うことも選民意識が強い人の特徴です。例えば、自分と価値観の同じ人とは付き合うけど、価値観の合わない人は眼中にも入らない、というように人を選んでいるのです。 ママ友などには、こういった光景は頻繁に見られるのではないでしょうか。子供の個性や学校、夫の印象や仕事なども、付き合う人を選ぶ判断材料になり、そこで排除されてしまうと憂鬱な毎日を過ごす羽目になってしまいます。

選民意識が強い人の心理・考え方

選民意識が強い人は、そうではない人から批難されることも多いでしょう。「なんでそんな考え方しかできないの?」と思われてしまいます。実際に、選民意識が強い人の考えていることが理解できずに苦しむ人もいます。 選民意識が強い人は、どんな心理を抱いているのか、参考例をみてみましょう。

性格1:自分の意見が絶対

選民意識が強い人は、自分の意見こそが絶対だと思っているので、人の意見に耳を貸すことがありません。話を聞くだけ聞いて、全否定することだってあるのです。自分の意見が正しいと思うと同時に、反論してくる意見はすべて間違っていると判断しています。 それに対して、自分の意見に賛同してくる人間には必要以上な仲間意識を持つでしょう。なかなか自分の意見が受け入れられなくてイライラするという人は特に、分かちあってくれる人間に出会うことで「やっぱり自分の考えは正しかった」と確信を持ち、自信を取り戻しやすくなります。

性格2:他人に興味がない

選民意識が強い人は、他人に興味がありません。人がどんな考えを持っていて、どんな風に感じるかは全く興味を持てないのです。自分がどうしたいかが肝心なのです。仲間意識を持っている人同士でさえ、自分の方が優れていると思っているので、心から全てを共感することはないでしょう。 他人と自分の境界線は、優れているかどうかだけではありません。極端な人は「自分以外は認められた人間ではない」と考えるので、自分以外にはまったく興味を持てません。少し雑な言い方をすると「自分以外はどうでもいい」と思う人もいるのです。

性格3:使命感に燃えている

選民意識が強い人の持つ使命感は、強く純粋なものです。「選ばれた自分こそがやらなくては」と強い意思を持っています。その気持ち自体は悪いものではないですが、人に対して押し付けてしまったり、時には脅迫的な面も見えるようになります。 宗教関係では多くみられる傾向ではないでしょうか。宗教勧誘の際「私たちには伝え広める使命があります」と決まり文句のように口にします。どの宗派でも同じ言葉を使うでしょう。自分の使命こそが正しいと燃え、他の宗派を見下し邪宗だと排除することさえ使命だと思っています。

性格4:差別意識や偏見が強い

選民意識が強い人の多くは、自分が「おかしい」と思ったことにあからさまな差別意識を持ちます。偏見の目でみることも当たり前に思っています。それぞれの考えがあるという考えには行きつきません。そして、差別や偏見を向けることで、その人がどれだけ傷つこうが関係ないのです。 セクシュアルや格差の問題では特に、常識から外れていると判断すると「穢らわしい」と考えます。そういった考えに対して「何様だ」と言い返す人もいますが、選民意識が強い人からすれば「自分は穢れていない」のですから、人を批難することに罪悪感がないのです。

性格5:頑固

選民意識が強い人は、とにかく頑固でしょう。自分の考えが誰かに左右されることはありません。自分の信じた道を、自分の価値観だけでどんどん進みます。同じ思想を持ったグループでは、人の話に耳を貸しますし自分を高めるためにアドバイスに従ったりもします。 元々の思想が違う人からアドバイスを受けても、影響を受けることはないでしょう。さらには、「自分の考えに従わないなら話す意味はない」とさっさと話を終わらせることもあります。その頑固さをどうにかするには、ほっておくしかできないのです。

選民意識を持ちやすい人とは?

「自分はもしかしたら特別な人間かもしれない」と思っても、そこから必ず選民意識につながるわけではありません。誰もが選民意識を抱くとは限らないのです。選民意識を毛嫌いしている人は、意地でもそういった意識を持たないようにするでしょう。 どんな人が、選民意識を持ちやすいのでしょう。選民意識を持ちやすい人が、どのような傾向にあるのかみてみましょう。

視野が狭い

もともと視野が狭い人は、選民意識を持ちやすい傾向にあるでしょう。視野が狭い人というのは、許容量が少ないので自分が受け入れられない部分にはどうしても理解を示せないのです。だからこそ、「選ばれた」となった時には、属する集団の考えしか見えなくなります。 視野が狭い人は、人の意見を受け入れられないときには否定をします。それは選民意識を持つ人にも当然とされることです。自分の生き甲斐にもなる道を見つけたら、他の道やそこを歩いている人を否定していくでしょう。

オタク

オタクというと、今では一つの属性扱いになっています。オタクというのは、一つのことに情熱を向けている人ですが、実はオタクという属性も選民意識を持ちやすいと考えられます。「自分が一番のファン(信者」という意識があるからです。 どのジャンルでも、オタクは趣味を共有するかたわらで「自分が一番のオタク」だと思っています。情報や情熱、好きな気持ちは誰にも負けない!という意識は、選民意識にも通じるものですよね。ファン歴で格差を決めたり、自分の入手したアイテムでファン意識を競ったり、これらはすでに選民意識であると考えてもいいのかもしれません。

スピリチュアルが好き

現実世界の自分の評価が低く、スピリチュアルの世界に浸ってしまう人も、選民意識を持ちやすいと言えるでしょう。これは、現実世界に対する不満を、スピリチュアルなものでカバーしようとしているため、スピリチュアルの言葉をすべて真に受けてしまう傾向が強いからです。 スピリチュアルは、相談を持ち掛ける人を癒し安らかな気持ちを与えることが目的なので、掛けられる言葉も非常に優しいものばかりで、否定されることもないでしょう。加えて神秘的なイメージをもつので、女性の場合は特に浸りやすくなります。そうした幻想的な世界に浸りやすいと、選民意識もあっさり持ってしまったりするのです。

高学歴を誇りにしている

高学歴を歩んできた人も、選民意識を持ちやすいでしょう。高学歴を持っている人は、高学歴そのものが自分のプライドです。自分の名刺代わりだといってもいいでしょう。そのプライドは人に認められて当然だと感じています。同時に、学歴のない人間をバカにすることも多いでしょう。 選民意識をもつ人は、ハイブランド志向です。ただの趣味に没頭しているのではなく「自分は選ばれた存在」だというプライドがあります。そういったプライドを持つ人間同士が集まるので、更に崇高なものだという認識が強くなります。高学歴を持つ人とは、共感する部分が多くあるのです。

価値観が偏っている

価値観に偏りをもつ人は、選民意識を持ちやすくなります。少し宗教的な言葉を使いますが、洗脳されやすいのです。自分の価値観というものは、一人一人にしっかり存在します。他人の価値観を自分の価値観で判断する人は、自分の価値観を認められたときに心酔しやすくなるのです。 人の趣味に対して「あんな趣味をしているなんて理解できない」と価値観の違いを批難したとします。そういった人が、「あなたの趣味はとても素晴らしい」と他人の価値観で認められると、何故か神様にでも認められた気分になります。偏った価値観は、とても極端な意識なのです。

日本における選民意識の例

選民意識がどういったものか、どんな人が選民意識を持つのか理解できたと思います。実は様々な思想を自由に持つことのできる日本でも、この選民意識が問題になった例があります。 東京の南青山における児童相談所建設問題をご存知でしょうか。東京・港区が南青山に児童相談所を建設する計画を立てたところ、一部の住民が反対意見を挙げました。この反対意見が、まさに選民意識であろう発言で大問題となりました。 南青山に住んでいる一部住人には、児童相談所という施設は「非行に問題のある子どもを預かるところ」という認識、南青山は「品格のある高級地」という認識があります。つまり神聖な場所を穢されたくないという意識が働いたのです。

ついには「自警団を作る」とまで発言した南青山の一部住人たちは、世間からも大きく非難されました。南青山という土地やそこに住む人というブランド意識から、まさに児童相談所やそこに預けられる子供を、卑しいと見下し排除しようとしたのです。 選民意識を持つ人間は、時にヒステリックなまでに反応します。建設問題に対して様々な反対意見が出ましたが、根底にあるのは南青山には相応な人間しか住んではいけないという信念だったのでしょう。 南青山の一部住人の反対意見が世間から非難を浴びたからといって、選民意識の強い考えがなくなることはないでしょう。認識の違いや、自分たちの地位や立場がこうだと思えば、それを理解しない周囲の意見はあまり響かないのかもしれません。

選民意識が強い人と上手に付き合う方法

選民意識を持つ人との付き合いは、人によっては遠慮したいと思うこともあるでしょう。しかし、問題解決のために向かい合いたい人や、嫌だけど付き合いを絶てない人には、上手な付き合い方が必要になってきます。 選民意識を持った人とは、どのような付き合い方をすればいいのかをみていきましょう。

方法1:受け流す

選民意識が強い人と当たり障りない付き合いをしたいのであれば、話を受け流すようにしましょう。話し始めたら口を挟まずに最後まで聞くのです。大事なのは、ここで話を受け入れたり認める発言をしないことです。「そうだよね。わかるわかる」といえば、相手は同意判断します。 そういった言葉でも、選民意識が強い人は同意だと判断すると聞き逃しません。その場しのぎの返事で、そんなつもりがなくても仲間だと思っているでしょう。あとから撤回すると、今度は裏切り者扱いされてしまいます。

方法2:感情的にならない

選民意識が強い人と話していると、到底受け入れられない話も出てくるので、つい感情的になってしまいます。怒りや悲しみの感情は、一度爆発すると手に負えなくなってしまうこともあります。対して、選民意識が強い人は、あまり感情的な面を見せません。波がないのです。 互いの温度が違うと、よけいに感情的になってしまい、今度は支離滅裂なことばかりいう危険があります。相手が正しいのか、自分が正しいのか、それすら判断できなくなるので、選民意識が強い人と話すときには感情的にならないように心がけましょう。

方法3:相手より上の立場になる

選民意識が強い人を黙らせたいと思ったら、自分が相手より格上になることです。自分より格上の人間を見下すことができません。だからといって、相手と同じ思想を持つ必要はなく、社会的な地位や強い権力を持ち何も言わせないようにするのです。 人にもよりますが、格上を目指す上では努力が必要になってきます。選民意識が強い人のように視野が狭いままではいたくない、と反骨精神で頑張ることが大切です。どのジャンルで格上になればいいのか、しっかり考えましょう。

方法4:とにかく褒める

選民意識が強い人との話を早々に切り上げるには、とにかく褒めることも手段の一つです。選民意識が強い人は、自分の考えに頷かれることで満足します。首を横に振ると躍起になって、自分の話を理解させようとしてくるのです。 注意するべき点は、褒めるだけで認めてはいけません。話を受け流すときと同様に、認めてしまえば、その時点で仲間入りを果たしてしまいます。「そんな発想自分にはできないよ」「しっかり向き合ってるね」など、その人の姿勢について褒めるようにして、話の内容には触れないことがベストです。

方法5:距離をとる

選民意識が強い人と付き合うことは、自分の神経や気力をどんどんすり減らしていきます。向き合うことも、適当な付き合いも難しい場合はさっさと距離をとるようにしましょう。選民意識が強い人は、一人離れていったとしても熱心に追いかけてきたりはしません。離れていく人には興味を持たないからです。 距離をとることで、陰批難されてしまうこともあります。それでも自分の理解できない思考の人と、いつまでも顔を突き合わせるよりはましでしょう。選民意識が強い人とは、考えも人生も全くちがうものだと思い切って距離をおきましょう。

選民意識は大切なものを見失う?

人間の集団生活では、様々な思想が混在しています。自分の中では正義でも、他人からすれば悪である場合もあります。選民意識はそういった間違った解釈を避けようとしているのですが、他人を排除していい理由にはなりません。 選民意識をもつ人の中では正解でも、他人からすれば間違いだと認識される可能性があることをしっかり覚えておきましょう。自分を正当化するために、人を見下し排除していては、大切なことを見失ってしまうかもしれません。 一番こわいのは、大切なことを見失ったことすら気付かないことです。思想に耽っている間はそれでよくても、その先で後悔することだってあるのです。大切なことを見失わないためにも、もう一度選民意識の根拠について考え直してみましょう。

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96neko

多感な時期にメンタルケアに触れる機会もあり、自分の中で日常的に心理学や偉人の言葉を考える事が当たり前...

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