2019年06月29日公開

2019年06月29日更新

「謙遜」って一体どういうこと?その意味や使い方、謙遜する人の特徴を解説!

謙遜とは、「へりくだる」「慎ましい」といった控え目な態度を指します。謙虚と同様に使われることの多い謙遜ですが、言葉として大きな違いがあるのをご存知でしょうか。謙遜の意味や使い方、謙遜する人の特徴と適切な謙遜の仕方をそれぞれ解説していきます。

「謙遜」ってどういうこと?

あなたは謙遜がどういう意味かご存知ですか?相手から些細なことを褒められて「大したことじゃないです」と返したら、「またまたご謙遜を…」と妙な顔で言われたことはありませんか? 謙遜には「へりくだる」という意味があり、能力や功績を褒められた時に「おごることなく控え目な振る舞い」をとることを指します。謙遜の使い方を間違っていると、嫌味にとらえられたり、謙遜が行き過ぎると周囲を戸惑わせたりしてしまいます。 行動としては難しいニュアンスを持つ謙遜ですが日本の美徳の一つとして挙げられ、謙遜を正しく行うことができれば、周囲との優劣感を抑え人間関係を円滑にすることができます。今回は謙遜の意味、謙遜する人の特徴についてご紹介していきます。

謙遜の意味とは?

謙遜とは「へりくだる・うぬぼれや虚栄心がない」という意味があり、「へりくだる」とは自分の能力をひけらかさずに相手を立てることです。 謙遜の言葉の成り立ちは中国の「漢書」から伝わった言葉で、「謙」は「自分を低くしてゆずる・礼儀正しい」、「遜」は「自分をさしおいて人を立てる・引けをとる」という意味があります。 どちらも相手の立場を考えた漢字を組み合わせた熟語です。次の項では、使い方や類語など謙遜の具体的な内容を解説します。

謙遜の使い方・例文

例えば「つまらないものですが、故郷の土産です」といったり、「つたないものですがマニュアルを作成しました」といったりすることはありませんか?これも謙遜にあてはまる行為です。自分を下げることで相手を立てています。 また、人柄をあらわす言い方として「優秀な成績で褒賞されたのに、誰に対しても謙遜する姿勢で性格も良い」という風に使います。これは、能力のある人がひけらかしたりおごることなく周囲を立てることで協調を尊重していると、良い方向に評価されていることを意味しています。

謙遜の類語

謙遜の類語として謙譲があります。謙遜と同様に「へりくだる・相手を立てる」という意味を持ちますが、謙譲は「相手側を高くする」意味が強く、謙遜は「自分側を低くする・慎み深い」意味が強いという違いがあります。 「拝見します」だと相手を高く見る謙譲になりますが、「僭越ながら拝見します」だと自分を更に低くした謙遜になります。「慎み深い」も「控え目な態度・度を過ごさないようにする」という意味で謙遜の類語です。忌憚・共謙・遠慮も類語となります。

「謙遜」と「謙虚」の違い

謙遜と謙虚はどちらも「控え目な態度」を意味します。違いは、謙虚には「自分を下げる」という能動的な意味合いが含まれておらず、加えて「素直な態度で人に接する・心にわだかまりがない」という意味を持つ点です。 謙遜と違い「相手を立てる」という他者に対する部分に着目せず、あくまで「おごらない・素直」といった性格的な評価の受動的な表現として使用されます。謙虚は「人の話を謙虚に聞く」「自分の過ちを謙虚に認める」というように低姿勢で物事を受け入れる様子に使います。

謙遜の対義語

謙遜の対義語として不遜があります。不遜の意味は「思い上がって相手を見下した態度・身の程知らず」です。謙遜の意味で述べた通り、「遜」は「自分をさしおいて人を立てる・引けをとる」の意味があり、その否定として「不」がつきます。 「あの人は不遜な人だ」と言われれば、対人関係や環境の調和を乱す、または傲慢でで自己中心的なイメージを持つ嫌な人物という意味を持ちます。傲慢・横柄・尊大も謙遜の対義語であり、不遜の類語です。

謙遜の英語表現

謙遜の英語表現に「humility(humble)」「modesty」があります。どちらも、謙遜・謙虚・卑下の意味を持ちます。「へりくだる」という表現にも使われます。 ・A term of humility へりくだった言葉。 ・Intellectual humility is essential for real research work. 知的謙虚さは本当の研究になくてはならないものだ。 新しい英語の造語として「Humblebrag」(humble(謙遜)+brag(自慢))という、単語があり、「謙遜を装った自慢」という意味を持ちます。SNSの承認欲求の強い投稿に対して作られた造語です。

謙遜しがちな人の特徴

謙遜の意味や使用方法を解説してきましたが、謙遜はその「自分を下げて相手を立てる」ということから必要以上に謙遜しがちになっている人も少なくありません。謙遜しがち、つまり自分を下げ過ぎていると、せっかく褒めてくれた周囲の人を不快にさせている可能性があります。 適切な謙遜の仕方を知る為にここでは謙遜しがちな人の特徴について述べていきます。あてはまっていたら要注意です。

特徴1:目立ちたくない

注目されることが苦手で人と接したくないタイプは、褒められたり関心を持たれたりして目立ちたくないために、謙遜しがちになります。 目立つことよりもひっそりと集団に埋もれていることを良しとするため、能力や行動を褒められて注目されるよりも、他人の印象に残らず、面倒なことに巻き込まれない為の予防策として謙遜します。 この場合、注目されることを迷惑だと考える自己保身による謙遜なので、褒めてくれた相手の立場を考えない失礼な対応となっている場合があります。

特徴2:自己肯定感が低い

自己肯定感が低いタイプの場合も謙遜しがちになります。 「成績の順位もいいし、勉強をしっかりしてて偉いね」 「いいえ、私なんか大したことないです。頭悪いから勉強してるんです」 それまでの教育や環境により、あまり褒められたり認められなかった過程があるため、自分の能力や性格に対する価値を正しく評価できておらず、受け入れることができません。 自分を低く見積もっているため、褒められても他者からの言葉を跳ね返すように謙遜してしまい、面倒に思われてしまいます。

特徴3:相手に嫌われたくない

相手に嫌われたくないタイプの場合、褒められてたことを認めてしまえば自慢や嫌味として伝わるのではと不安になり、とりあえず自分を下げてその場をとりなそうとします。 「脚が長くてスタイルがいいね」「いやいや、短いです」 「細くてモデルさんみたい」「服を脱いだら太ってるんですよ」 曲げようのない事実を褒められていても、自分の立場を守るために何を言われても謙遜してしまいます。相手の気持ちを考えていないため、むしろ嫌味に聞こえて遠巻きにされてしまう可能性があります。

特徴4:自己吟味を優先して譲らない

褒められた内容がそもそも自分の理想より低い内容だった場合、謙遜を装って否定するタイプも存在します。自己吟味とは自己評価することを指します。 「表彰されてた絵、すごい上手だね」 「たまたま表彰されただけで、下手くそです」 自分自身がその褒められた物事を認めていない為、ムキになって否定したり、言い方によっては褒めてくれた人を立てるどころか下に見てしまうこともあります。 自己評価の理想と周囲の賞賛の内容を合わせない為、謙遜どころか頑固に思われてしまいます。

特徴5:素直に受け入れない

褒められたり引き立てられたりしても、自分から認めることは恥だと考えているタイプは、正当な評価をされても素直に受け入れません。 「どうやったらこんなおいしい料理ができるの?」 「そんなことないです。普通に料理してるだけなんですよ」 素直に受け入れるのはひけらかしているようでみっともない、という価値観を家庭や教育の中で強く植え付けられているため、褒められても当たり前のことだと謙遜してしまいます。他者にとっては強く否定されたように感じます。

謙遜は卑下ではない!

そもそも卑下とは、どういう意味になるのでしょう。卑下にも「へりくだる」といった意味が含まれていますが、主な意味としては「自身を人より劣ったものとして扱う・卑しめ見下す」です。謙遜よりも自分を下げる意味合いがとても強く、他者より自分が中心となります。 行き過ぎた謙遜は単なる卑下になっている場合も多いです。謙遜は他者との会話や関わりから行いますが、卑下は自分一人で「私なんて何にも能力がない」と呟くだけでできますので、他者が必要ありません。自分の価値観・評価を基に自分を貶めることが卑下となります。 太っている人から「痩せてて羨ましい」と言われて、謙遜するつもりで「いいえ、そんなことありません」というのは、太っている人から見れば嫌味でしかありません。 痩せている実際の自分を否定するのは卑下になり、謙遜の対応として成り立っておらず、相手に対して慎み深い態度とは言えません。また、上記のように褒めてくれた相手を否定し、傷付けることにもなります。

謙遜で重要なのは、「自分を下げて相手を立てる」ことであり、状況をわきまえず自分の気持ちを優先することで「自分を下げて相手も下げる」ことは謙遜ではありません。行為としては謙遜に見えても、結果として自分の気持ちを押し付けるのは傲慢そのものです。 自分と良好な関係を築くために褒めてくれた相手へは、その好意のお返しが必要となります。好意をくみ取り、気持ちの良い返しをするべきです。それが謙遜の意味となる「相手を立てる」ことにつながります。 卑下と謙遜の違いを考えましたが、日頃から行っている自分の言動が、謙遜になるのか卑下になるのかを振り返ってみると、自分の中の改善点や美点が見えてくるはずです。

適切に謙遜できる人になるために

謙遜を適切に行える人になるためにはいったい何が必要となるでしょうか。あげられるものとして、相手への気遣いを忘れないこと、正しい自己評価、素直に受け入れること、尊敬の気持ちで接することがあります。それぞれの解説していきます。

方法1:相手への気遣いを忘れない

謙遜を行う場合、相手への気遣いを忘れないことが大事です。謙遜の一番の部分は「相手を立てる」ことにあり、そのために自分を低くするのであって、自分の立場を守る為に相手の言葉や感性を否定するのは本末転倒です。 「今日の服装はとても素敵だね」 「あなたに比べれば大したことないけど、そういってもらえると嬉しいよ」 言葉として発してくれたポジティブな気持ちを尊重し、自分を下げることができればお互いが気持ちよく接することがます。

方法2:正しい自己評価を持つ

自分に自信がなかったり、逆に尊大だったりすると、掛けられる言葉に対しての対応が相手との関係を気まずくしてしまいます。そういった事態を避けるためには、正しい自己評価を持つことが大事です。 相手に卑下や傲慢だと取られないように、自分の長所や短所、周囲の環境を理解して自信を持つことが必要です。

方法3:素直に受け入れる

正しい自己評価だけでなく、物事を素直に受け入れる姿勢も必要です。客観的にも自分の状況を受け入れる必要があります。 「企画通ってよかったね。毎日頑張ってたものね」 「皆さんに比べれば拙いものでしたが、コンセプトを練り込んだ甲斐がありました」 全てを下げるのではなく、自分の頑張ってきた部分が人に評価された時は素直に受け入れることが大事です。

方法4:尊敬の気持ちで接する

褒めてくれたり、引き立ててくれた人に対して尊敬の気持ちで接することが大事です。例え、自分が思っていたものと違う視点で褒められたとしても、良い方向にとらえて評価してくれる相手は、人生において貴重であり成長する機会を与えてくれます。 「のんびりした性格で心配していたけど、君のおかげで職場の雰囲気がよくなったよ」 「いいえ、こんな私を受け入れて適切にご指導くださる先輩方のおかげです」 褒めた相手に尊敬が伝わるような対応ができれば適切な謙遜と言えます。

謙遜を身に付けて円滑な関係性を築こう

謙遜の意味を深めていくと、「おごることなく控え目な振る舞い」とは、「自分を一段下げることで、目の前の相手を尊重する気遣い」をあらわしているという大事な部分が見えてきました。 現在のビジネスシーンにおいて謙遜は必要ないという声もありますが、仕事上の上下関係やチームで働く機会がある以上、謙遜な姿勢を持って務めることは円滑な関係性を保つ為に必要だといえます。 謙遜が行き過ぎて卑下になったり、相手の気持ちを考えずに適当に答えたりといったことをせず、対象の相手と良好な関係性を築いていくために、その状況の中でどんな対話が必要なのかを考えた上でコミュニケーションの一環として謙遜ができれば問題ないでしょう。

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うちたけ

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心理の仕組みを通して他者との円満な構築を助け、そして本来の自分を知るための情報をご提供します。...

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