2019年07月08日公開

2019年07月08日更新

甘やかすと甘えさせるの違いとは?甘やかされて育った子供の将来も解説

親が子どもの甘えを受け止めることは、子どもの自立にとって大切なことです。しかし甘やかすと甘えさせる、その違いはご存知でしょうか?似ている言葉ですが大きな違いがあります。そんな甘やかすと甘えさせるの違いや甘やかされて育った子どもの将来について解説していきます。

甘やかす育児は間違い?

子どもが成長し自立していくためには、親や周囲の大人が子どもの甘えをしっかり受け止めることが大切です。子どもは自分の甘えを受け入れてもらえると、安心して外の世界に出ていくことができます。 特に言葉での意思疎通がうまくできない乳幼児期の子どもは、たくさん甘えさせてもらうことで「自分は愛されている」と実感します。「自分は愛されている」という安心感から、子どもは自己肯定感や幸福感を獲得していくのです。

しかし、子どもの甘えや要求について「これはわがままではないか?」「聞き入れることが甘やかすことにならないか?」と迷うことはありませんか? 子どもの甘えを受け入れる際には、この甘やかすことと甘えさせることの違いを理解しておくことが大切です。 今回は甘やかすことと甘えさせることの違いや、甘やかされて育った子どもが将来どうなるのかについて解説します。

甘やかすの意味とは?

甘やかすという言葉には「子どもを厳しくしつけず、わがままにさせておく」という意味があります。 つまり、親が子どものいいなりになり、ダメなことやルールを教えることができていない状態だといえます。

「甘やかす」と「甘えさせる」の違い5個

では、甘やかすことと甘えさせることは、どこで線引きをしたらいいのでしょうか。例をあげながら詳しく解説します。

違い1:大人と子ども、どちらが主体か?

甘やかすことと甘えさせることの違いは、主体が大人なのか子どもなのかで区別することができます。 子どもを甘やかす場面を想像したとき、祖父母の姿を思い浮かべた人も多いのではないでしょうか?「おじいちゃん、おばあちゃんが子どもの意思に関係なく何でも与えてしまう」といった悩みは良く聞きますよね。 可愛い孫ですから、祖父母は孫のためになにかしてあげたいと思うのでしょう。親が注意すると「まだ子どもなんだから」と、子どもをかばうこともあるかもしれません。これは主体が祖父母、つまり大人であり、子どもを甘やかす典型的な事例です。

一方、甘えさせるというのは子どもから発信された甘えに応えることです。 子どもが「抱っこして」「今日は一緒に寝たい」と自ら主張してくることもありますよね。「自分で歩けるのに」「いつも一人で眠れるのに」と思うかもしれませんが、大人でも今日は疲れて何もしたくない日、一人になりたくない日がありますよね。 大人と同じように子どもにも気分の乗らない日はあります。保育園や学校で嫌なことがあったのかもしれません。このように子どもが自ら訴えてきた甘えには、親や周囲の大人は愛情深く受け入れてあげていいのです。

違い2:必要なものなのか、不要なものなのか?

甘やかすことと甘えさせることの違いは、子どもが必要としていることなのか、必要とはしていないことなのかを考えることでも区別できます。 たとえば、自分で着替えができるようになってくる年齢の子どもに対して「まだうまく着替えられないから」と、親や周囲の大人が子どもの着替えを手伝ってしまうことは不要な手助けです。これでは子どもはいつまでたっても一人でできるようになりません。 子どもが自分でできること、自分でやろうとしていることに対して、子どもが求めていないのに手助けしてしまうのは甘やかすことといえるでしょう。

しかし、普段は自分で着替えることができるのに「今日はお着替えさせて」と手助けを求めてきたときは、甘えさせてあげるいいタイミングです。 子どもは親に甘えることで、親からの愛情を感じます。このように甘えてくるとき、子どもは何かしらの不安や不快な感情でいることがしばしばあります。その小さな変化を見逃さず、子どもが必要としたときに甘えさせてあげることが大切です。

違い3:物なのか、感情なのか?

子どもの要求が、物なのか感情なのかによって、甘やかすことと甘えさせることの違いを考えることもできます。 街中で「おもちゃを買って!」と泣いて訴える子どもを見かけたことはありませんか?この場面ですぐにおもちゃを買い与えてしまうと、子どもは「泣いたら買ってもらえる」と学習してしまいます。 子どもが物を要求したときは、今与えるべきものなのかどうかを考える必要があります。子どもが駄々をこねるからといって、欲しがる物を無制限に与えてしまうのは甘やかすことだといえます。

一方で、子どもが「抱っこしてほしい」「寂しいから一緒にやりたい」といった感情的な要求の場合は、できる限り応えてあげると子どもの心は安定していきます。 子どものその時々の感情を理解し受け入れることは、甘やかすことではなく、子どもの成長にとって必要な甘えだといえます。

違い4:ルールを教えているか、教えていないか?

甘やかすことと甘えさせることの違いは、社会的なルールを教えているかどうかで区別することもできます。 社会的ルールは、病院の中では走らない、電車やバスの中ではお菓子は食べないなどといった、社会で生きてくうえで必要なルールです。そのルールを教えることなく、ただ子どもの要求に応じてしまうのは甘やかすことといえるでしょう。

親や周囲の大人が、そういった子どもの要求に対して「走って遊びたかったんだね」「お菓子食べたかったんだよね」と一旦その気持ちを受け入れたうえで、理由とともに今はダメだと教えてあげる必要があります。 そして、子どもがその場のルールを守り我慢することができたら、環境を整えたうえで望みをかなえて甘えさせてあげ、「お約束守ってくれて助かったよ。ありがとう。」と伝えることが大切です。

違い5:依存するか、自立するか?

甘やかすことと甘えさせることは、その行動が依存するものなのか、自立を促すものなのかによって区別することができます。 「子どもに嫌われたくない」「私がやってあげないと」と思ってしまう親や周囲の大人は、子どもの自立を第一に考えられず甘やかすのでしょう。子どもが自分を必要としている依存状態を無意識に心地良いと感じている場合もあります。 育児の最終目標は子どもの自立です。産まれてすぐの子どもは親に依存しながら、さまざまなことを習得していきます。その依存状態から、子どもが一人で自分の身のまわりのことをできるようにサポートしていくのが親の重要な役割です。

甘やかすのではなく甘えさせることができる親は、子どもの自立をしっかりサポートしつつ、子どもの感情を受け止めています。 そうすることで子どもは安心し、さまざまなことに挑戦することができます。挑戦し、自分でできることを楽しむのです。 子どもの自立をサポートしながら、子どもの気持ちに寄り添って甘えさせることが大切です。

甘やかされて育った子どもの将来はどうなる?

ここまで、甘やかすことと甘えさせることの違いについて解説してきました。 では、甘やかされて育った子どもは将来どうなるのでしょうか?

将来1:自己中心的になる

甘やかすことで、子どもは何をするにも自己中心的な考え方をするようになります。 甘やかされて育った子どもは、親も周囲の大人もみんな自分の思い通りに動いてくれていたのです。その感覚のまま成長していくと、「自己中心的」「わがまま」「自分勝手」だと思われてしまうでしょう。 甘やかすのは親の勝手であって子ども自身は無意識のため、学校や社会に出てから人間関係に苦労することが多いのです。

将来2:物やお金を大切にできない

甘やかすことと甘えさせることの違いのなかでもご紹介しましたが、子どもが物を欲しがったとき、甘やかす親はすぐに買い与えてしまいます。欲しい物を全て与えられてきた子どもは、物を大切にする気持ちが育ちません。 大人になって自分でお金を稼ぐようになっても、物の大切さやありがたみを感じることができないため、お金を計画的につかうことができません。その時の感情だけで欲しい物を買ってしまい、収入に見合った生活を保っていくことができなくなるでしょう。

将来3:目標に向かって努力できない

子どもは一歳を過ぎた頃から「自分でやってみたい」「自分でできるようになりたい」と感じるようになり、さまざまな新しいことに挑戦します。 しかし、親が甘やかすばかりで先回りして何でもやってしまったら、子どもの挑戦する場面はなくなり、「自分でできるようになりたい」という意欲を失ってしまいます。すると、子どもは目標を達成することの楽しさを感じることがないまま大人になってしまいます。 目標達成の楽しさを知らない人は、何かに向かって一生懸命取り組むことができないのです。仕事をしていても、楽しさややりがいを感じることなく、長く続けることができない人もいるでしょう。

将来4:自分一人で決めることができない

甘やかす親に育てられた人は、自分一人で決断することが苦手です。 子どもの頃から親に甘やかされて身の周りのことを全てやってもらっていると、自分一人で判断して決めていく場面はほとんどないのです。そのまま大人になると、優柔不断で一人で決断することができません。 また、物事の優先順位をつけることができず、他人に迷惑をかけてしまったり、仕事よりプライベートを優先してしまうこともあるでしょう。

将来5:謝ることができない

甘やかす親に育てられた人は、自分が悪いことをした場面でも素直に謝ることができません。 甘やかす親は、子どもに対して注意をしません。悪いことをしても「ダメよー」と軽くいう程度でしょう。そうすると子どもは何がダメなことなのか、何が悪いことなのかの判断がつきません。 そのまま成長すると、大人になってからも自分がした失敗を認めることができなかったり、注意されたことに腹を立ててしまう人もいるでしょう。これでは、交友関係はもちろん、仕事でも信頼関係を築くことはできないでしょう。

甘やかすのではなく、甘えさせよう

甘やかすと甘えさせるの違い、甘やかされて育った子どもの将来について解説してきました。いかがでしたか? 親や周囲の大人は、子どもが可愛いからこそ甘やかすのでしょう。大事に育てたい、子どもの気持ちを尊重したいと思うことは素敵なことです。しかし、だからといって子どもの行動を全て許していいということではありません。 解説してきた通り、育児の最終目標は子どもの自立であり、親にはそのサポートをする重要な役割があります。子どもが可愛いからこそ、甘やかすことと甘えさせることの違いを理解して、子どもの甘えをしっかり受け入れてあげましょう。

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ライター

azu

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認定心理士、保育士の資格を持っています。学生時代には、心理学の視点から保育・子育てについて研究してい...

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