2019年04月16日公開

2019年06月11日更新

ナルシストとは?ナルシストの特徴・性格・心理!自意識を外に向ける方法も

ナルシストと言えば自分の話ばかりする自分大好きな人というのが世間一般のイメージですね。自分はナルシストじゃないと思っているあなた。実は自分にばかり興味の矢印が向いていませんか?ここではナルシストの特徴や性格、自意識を外に向ける方法もご紹介します。

ナルシストとは一体どんな人?

ナルシストとは、自分にばかり意識が向いていて、興味のベクトルが他人や自分以外の外の世界に向かない人のことです。常に自分が中心に世界が動いています。 ナルシストにとっては他者や外の世界は物理的に視界に入っているだけで、注目する対象ではありません。注目する対象は常に自分です。 ナルシストは一般に「自己愛が強い人」と解釈されます。自己愛とは文字どおり、自分に対する愛で、いわゆる恋人や家族など他者に向ける種類の愛情とは異なります。自己愛とは「自分への注目度」と言い換えることができます。

ナルシストの意味とは?

「ナルシスト」は本来は「ナルシシスト」と言います。カタカナ表記ですから、外来語ということがわかります。「自己陶酔型の人」や「うぬぼれ屋」と言い換えることもできますが、ナルシストにぴったり置き換えられる言葉はありません。 では「ナルシスト」という言葉はどこから来たのでしょうか。

ナルシストの語源は?

ナルシストの語源はギリシャ神話にあります。 ナルキッソスという青年が泉をのぞくと、泉に自分の顔が映りました。青年ナルキッソスは泉に映った自分の姿に恋をして、そこから動けなくなり死んでしまいました。 この逸話から「ナルシスト」という言葉が生まれました。自分で自分に恋をする、自己陶酔型人間ということですね。

ナルシシズムとは?

ナルシシズムとは特定の人を指すのではなく、異常なまでの自己愛を指す精神分析の用語です。ナルシシズムとは病的な自己愛を意味し、自分のことが大好きというレベルではなく、その愛は性的なレベルにまで達します。 「ナルシシズム(narcissism)」はラテン語で、日本語ではよく「自己愛」と訳されますが、ぴったり対応する語がなく、ナルシシズムとそのまま使用されることがほとんどです。

ナルシストな人の特徴・あるある

ナルシストの語源をご紹介しましたが、なかなか興味深いものがありますね。ここからは、あなたの周囲にもきっといるであろうナルシストな人の行動の特徴・あるあるをご紹介していきます。

鏡を一日に何度も見る

ナルシストな人は男女問わず一日に何度も鏡を見ます。コンパクトミラーは必須アイテムで、隙あらば鏡を見るのがナルシストな人のあるある行動です。特に化粧直しをするわけでもなく、ただ自分の顔が見たくて眺めている人が多いです。 街中でショーウインドーに映った自分の姿をチェックするのもナルシルトな人の特徴です。とにかく自分の姿が映るものがあれば必ず自分の姿をチェックします。ナルシストな人は自分の外見を四六時中気にしています。

賞賛を浴びる自分を妄想する

ナルシストな人の頭の中は妄想でいっぱいです。いつも自分が周囲の人から絶賛されているところや、スポットライトを浴びて注目されているところを妄想しています。 例えばナルシストな人が会議のプレゼンの準備をしていたとします。ナルシストな人の頭の中はプレゼンが大成功して上司や同僚から拍手喝采を浴びる自分の姿です。ナルシストな人は自分に対する誇大妄想をしがちなところが特徴です。

1人称語りが多い

ナルシストな人は「私は」「僕は」「俺は」など、いわゆる1人称で話をすることがとても多いです。逆に「彼らは」「あの人たちは」など3人称をほとんど使わないのが特徴です。 ナルシストな人は自分中心にしか回らない世界に住んでいるので、第三者の視点の話は基本的に必要ありません。常に自分目線の話をします。

とにかく評価をしてもらいたがる

ナルシストな人は他人からの評価をとても気にします。それも良い評価でなければ納得できません。 例えばナルシストな人が「この時計かっこ良いだろ?」とあなたに聞けば、あなたは「本当にかっこ良い。似合ってるね!」と言ってあげる必要があるでしょう。褒めてもらいたいのに褒められなければナルシストな人は気分を損ねてしまいます。

人を見下すか嫉妬する

ナルシストな人は自分が一番だと思っているため、必然的に他の人を見下しがちになります。自分よりも高い服を着ていたり、能力が高かったり、外見が可愛い人にはすさまじい嫉妬心を抱きます。 自分が一番でいつも自分がスポットライトを浴びていたいので、ナルシストな人は他者に対して両極端な評価しかしません。仲間意識が薄く、見下すか嫉妬の対象になりがちです。

ナルシストになる時の心理

ナルシストは自己愛の強い、自分にばかり意識が向く人だということがわかってきましたね。では、どうして人はナルシストになるのでしょうか。ここからはナルシストになる時の心理を解説していきます。

自分は特別な存在だと思っている

ナルシストになる心理の一つに「自分は他者とは違う特別な存在だ」という思い込みがあります。この思い込みはほとんど信念にちかい強固なもので、他人がどうこういって直るものではありません。 「自分は特別な存在だから賞賛されるべきだし、注目されるべきだし、みんなから尊敬され愛されるべきだ」とナルシストな人は考えています。この「べき思考」がナルシストな行動の源になっています。

他者への共感力が下がっている

ナルシストな人は自分にしか興味がありませんから、必然的に他者の興味関心事や感情への共感力が低下します。あなたはの周囲に何を言っても「へー」とか「ふーん」といった薄いリアクションしかせず、すぐに自分の話をしようとする人はいませんか? ナルシストな人は他者の話に興味がありません。すぐにでも自分の話をしたいのです。人の話に共感ができませんから、聞いていて面白くないのは納得できますね。

自分を客観視できていない

ナルシストな人は自分が世界の中心にいますから、一歩引いて自分を客観視することができません。ゆえに「自分は選ばれし存在だ」などの誇大妄想を抱いてもそれが妄想に過ぎないことを理解できません。 自分の目に映るもの、自分の考えが全てで、物事の本質を見ようとしません。ギリシャ神話のナルキッソスが泉に映った自分の姿を自分だと気づかなかったように、ナルシストな人は自己陶酔するがあまり、現実を見れなくなっているのです。

人はなぜナルシストになるのか

ここまでナルシストの特徴や心理を解説してきましたが、ではなぜ人はナルシストになるのでしょうか。 ダークトライアドという心理学用語をご存知ですか?ダークトライアドとは「ナルシスト」「マキャベリスト」「サイコパス」の三種のパーソナリティーのことで、一般的には悪のパーソナリティーと言われています。 なぜナルシストが悪のパーソナリティーなのでしょうか。それはナルシストが行き過ぎると、意識が全て自分に向いて他者のことを全く考えない行動をとるからです。人の気持ちを全く考慮しない「サイコパス」や「マキャベリスト」と同じく支配的な行動をとってしまうのです。

この支配欲や自分に対する過剰な興味のベクトルは、主に幼少期の愛着に関わっているとされます。愛着は主には母親または養育者との間で3歳までには形成されますが、その後も環境や友人関係を経て変化します。 人は普通、安定した愛着を獲得することができなければ、その後、パーソナリティーになんらかの障害をきたすことが多いです。他人への共感力が低かったり、自己を非現実的に捉えてしまうナルシストも愛着に問題を抱えている場合が多いとされています。

ナルシストの起因には他の考え方があります。「ナポレオン・コンプレックス」という言葉をご存知ですか? 「ナポレオン・コンプレックス」とは、コンプレックスを隠そうとして傍若無人にふるまう態度のことを言います。かの有名なナポレオンは低身長に悩み、そのコンプレックスを解消するために、無謀な領土開拓や戦線をしたと言われています。 このことから、ナルシストな人は、実は心の奥底になんらかのコンプレックスを抱えていて、それを払拭するために過剰な自己陶酔をしていると考える説もあります。

ナルシストは悪いの?ナルシストの長所・短所

不名誉にもナルシストはダークトライアドの一つにされてしまいましたが、ナルシストであることは悪いわけではありません。ナルシストになって自分を大きく見せることも時には大切でしょう。 ここからはナルシストの長所と短所をそれぞれご紹介します。

ナルシストの長所

一般的に良いイメージが少ないナルシストですが、物事は表裏一体、悪い面も裏を返せば強みになります。ここではまずナルシストの長所を見ていきましょう。

我が道を突き進める

ナルシストな人は自分が大好きで自分の意見が一番正しく、優先されるべきだと思っているので、ひたすら我が道を進むことができます。 周囲の言うことに耳を貸さないということは一般的にはあまり良くは思われませんが、企業の重役など、権力のある人は非情な決断を下したり、周りがなんと言おうと己をつらぬく芯の強さも必要です。 我が道をひた走る人は羨ましがられます。あまり人との協力を必要とされない職業に就けば、才能を開花させる可能性も十分にあります。

カリスマ性がある

ナルシストな人は外見にとてもこだわりがあり、身だしなみにとても気を遣います。結果、周囲からは「オシャレ」「センスがいい」など言われることも多いでしょう。 美意識がとても高く、周囲から映る自分にとても興味があるため、仕草一つにしても上品だったり洗練されていたりします。そんなナルシストな人に一種のカリスマ性を感じる人も少なくないでしょう。 美意識の高い人は自分のことをよく知り、自分がどうしたら一番美しく見えるかを常に研究しています。見た目の美しさはカリスマ性に欠かせないので、ナルシストな人の得意分野といえます。

高い美意識を仕事に出来る

ナルシストな人の美意識のすごさはすでにお話しましたが、その美意識の高さを活かした仕事で活躍することができます。 例えば、メイクアップアーティストや美容師、スタイリストやデザイナーなど、美容やアート関係のお仕事はナルシストな人にぴったりです。むしろこれらの仕事はナルシスト性がないと出来ない仕事です。 美容関係の仕事は人を美しくするだけでなく、自分もいつも美しくなければいけませんから、ナルシストな人にぴったりといえます。

ナルシストの短所

長所もあれば短所もあるのが人間です。ここからはナルシストな思考の人の短所を見ていきましょう。思い当たるふしのある人は注意が気をつけてください!

人の話を聞かない

ナルシストな人は自分にしか興味がないため、人の話をあまり聞きません。他の人が話をしている間はずっと退屈そうにしているのがナルシストな人の特徴です。自分が場の主役でいたいので、自分の話以外には興味を示そうとしません。 人との過去の会話もほとんど覚えていません。しかし自分がした話を相手が覚えていないと怒ってしまいます。

批判されると攻撃的になる

ナルシストな人は自尊心を傷つけられることをとても嫌います。困ったことにナルシストな人の自尊心は案外もろく、少し批判や反対意見を言われただけで、がらがらと崩れてしまいます。 ナルシストな人は自分の世界観が全てなので、それを否定されることに耐えられません。ですので、なにか批判されると即座に反撃にでます。ひどい場合には悪態をついたり、関係のないことで相手を罵倒したりして自尊心を取り戻そうとします。

自分が思うほどイケてない

ナルシストな人は言わば、「裸の王様状態」です。本人は自分がイケてると信じて疑わないのですが、実際は周りからは冷ややかな目でみられ「そんなにイケてない」と思われていることも多いです。 本当に美意識の高いストイックなナルシストは別ですが、自尊心ばかりが高くなんの努力もしないナルシストは総じて「ただの痛い人」になってしまいがちです。ナルシストに見合った努力をすることが大事ですね。

努力しているナルシストは一目おかれる?

何事も結果をきちんと出している人というのは一目おかれます。いわゆる有言実行型の人ですね。ナルシストと一口に言っても色んなタイプがいます。ストイックに外見を磨いたりと努力しているナルシストは、説得力のあるナルシストと言えるでしょう。 逆に何も努力をしないで自己陶酔しているナルシストは全くもって裸の王様になってしまい、周囲から煙たがられるだけの存在でしかありません。 自分はナルシストの傾向があるかもしれないと思う人は、ちゃんと努力もしているかどうか確認してみましょう。

あなたはナルシスト?診断してみよう

ここまでナルシストの行動の特徴やあるある、心理などを解説してきました。ナルシストは思ったより奥が深い存在だと思いませんか?ではここで、あなたがナルシストかどうか診断テストをしてみましょう。 以下の10項目の質問に「はい/いいえ」で答えてください。「はい」の数が多いほどあなたはナルシストの傾向があります。 1.鏡や自分の姿の映るものがとにかく好き はい/いいえ 2.人と会話をしている時、自分が次に何を言うかばかり考え、人の話は実は聞いていない はい/いいえ 3.ドラッグストアの化粧品コーナーが大好き はい/いいえ 4.髪型を頻繁に変える はい/いいえ 5.どこかに入る時、みんなが自分に注目している気がする はい/いいえ 6.どんなに人が多くても、自分が特に目立っている気がする はい/いいえ 7.「私は」「俺は」など1人称で話すことが多い はい/いいえ 8.けなされたら相手を許せないと思う はい/いいえ 9.自分はみんなに大事にされるべき重要な存在だと思う はい/いいえ 10.自分が好きではないのに自分のことばかり考える はい/いいえ

自分に向いている意識を外に向ける方法は?

脱ナルシストのためには、意識を内ではなく外に向ける必要があります。では意識のベクトルをどうやって変えれば良いのでしょうか。 ここでは意識の方向の変え方をご紹介します。

なんでも観察して実況中継する

意識を外側に向けるには、なんでもいいので対象物をよく観察して、見えたものを誰かに説明するように実況中継してみましょう。 例えば駅で「今電車が来ました。電車の色はあずき色で時速はおよそ60km...」など、なんでもいいので客観的に世界を見る癖をつけるのです。何かを集中して観察している間というのは、人は内面に注意を向けられません。 意識を強制的に外に向けるには、意識を内に向ける余地を与えないことが大切です。自分のことを考えそうになったり妄想したりしそうになったら、目の前にあるものをよく観察して実況中継してみましょう。

なにかに没頭する時間をつくる

自分の内に意識が向かない時は何かに集中して没頭している時です。読書でも映画鑑賞でもなんでもいいのですが、なにか自分が没頭できるものを見つけて、それに浸る時間をつくりましょう。 人間は何かに集中しているときが最も幸福だと言われます。意識が内に捕らわれず、ただ対象物だけに向いているので集中しているときは余計なことを一切考えないのです。ナルシストな人が意識を外に向けるには、没頭できる何かを見つけると良いでしょう。 没頭することが快感になれば、自然と意識が内に向きすぎることがなくなります。意識が内にばかり向くことはあまり幸せではないということに気付き、意識がどんどん外に向かっていくでしょう。

自分のコンプレックスと向き合う

人はなぜナルシストになるのかを解説しましたが、ナルシストな人は実は自分でも意識していないコンプレックスによって自己陶酔したり誇大妄想をしている可能性もあります。ナルシストな自分の心の底に眠っている闇と向き合ってみましょう。 例えばナポレオンのように低身長がコンプレックスだけれど、そうでないふりをするためにナルシストになっているとします。自分のコンプレックスを一度受け入れて、自分を守るための鎧を脱ぎ捨ててみましょう。 鎧をつけている間は他者に本性がバレないかどうか気が気ではありません。だから意識が内にばかりいきます。鎧を脱ぐことで、自分にばかり意識を向ける必要がなくなり、外に意識を向けることができます。

人の話を全力で聞く

ナルシストな人は人と会話をしていても意識が常に内側に向いているので、実際は人の話をほとんど聞いていません。ですから、人と会話をするときは、全勢力をかけるぐらいのつもりで、相手の話を必死になって聞いてみてください。 最初は疲れるかもしれませんが、ナルシストな人の内側に向いた意識のベクトルはとても強固です。その方向を変えるためには、疲れるぐらい人の話に集中してください。 続けていくうちに疲労も減ってきて、会話の際には自然と相手の話に意識が向くようになるはずです。ナルシストな人は意識が内側にばかり向いていますから、言い換えるととても狭い世界で生きています。 人の話をじっくり聞けるようになって意識が外に向かえば世界も広がり、ますます外に意識を向けることが快感になるはずです。

ナルシストって結構複雑?

ナルシストの特徴や心理、ナルシストになる理由などを解説してきましたが、今まであなたが描いていたナルシストのイメージと比べていかがでしたか? ナルシストは「自己愛が強い人」と表現されるように、「自分大好き人間」と解釈されることが大半です。しかし、自己愛が強い=自分が好きということではありません。 自己愛が強い=意識が自分にばかり向いている、ということなんです。いつも自信満々というステレオタイプのナルシストももちろんいますが、自分大好きアピールはしないけど、自分のことばかり考えている「隠れナルシスト」も存在します。 ナルシストって結構複雑ですね。あなたの周りにも実は見えないナルシストがたくさん潜んでいるかもしれません。

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ライター

yokofunfun24

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幼少期から人とコミュニケーションをとることがとても苦手で、その原因を探りたくて、心理学やコミュニケー...

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