2019年11月18日公開

2019年11月18日更新

諦める勇気が大切な理由。正しく諦める力で人生は変わる。重要なのは納得感!

一見ネガティブな印象を受けがちな「諦める」という言葉。しかし、じつは「諦める」のもともとの意味はポジティブなものだと知っていましたか?正しく諦めるのは人生で大事なことです。「諦める」の本当の意味にせまり、正しい方法を学んでいきましょう。

諦める勇気は人生を変える

諦めるって聞くといい気分はしませんよね。でもこの言葉、人生を豊かなものにするのに大切なんです。 諦めずに一つのことをやり続けるのはいいことです。しかしあまりにも固執してしまうのは良くありません。 勇気をもって正しく諦めれば、より多くのことに触れて生きていけます。 「諦める」ことがなぜ人生で大切なのかを見ていきましょう。

そもそも「諦める」とは?

「片想いの人を諦める」「サッカー選手になる夢を諦める」「明日のテストはもうあきらめて寝よう」 何かを途中でやめる、といったような意味で使われる「諦める」。今の日本語では後ろ向きな言葉です。でも本来「諦める」は悪い意味ではありませんでした。

「諦める」の本来の意味

「諦める」は仏教の悟りの境地である「諦観」に由来します。これは「明らかに見る」という意味です。 では「何」を明らかに見るのでしょうか。 仏教では「因果関係」を明らかに見ます。つまり「物事の真理」を「明らかにする」ことなんです。 このように本来「諦める」は前向きな意味を持っていました。何かを途中でやめる前に、真理を明らかに極めるというプロセスがあるはずなんです。

行動や周囲からの印象

それにもかかわらず、「諦める」という言葉は現在はいいイメージををもちませんよね。 日本語ではこの「真理を明らかにする」という過程が抜け落ちて「中途半端にやめる」という意味だけ残ってしまったからと考えられます。 根性論が強い日本では中途半端に何かを投げ出す、だらしない、自分に負けたなどという印象を受けます。 でもちょっと待ってください。 「諦めが良い」という言葉を聞いたことはありませんか?これは良いイメージの言葉ですよね。聞き分けがいい、物事に執拗に執着しない、という意味です。 元の意味でなくても、今の日本語でもいい意味で使われることがあります。

諦めやすい人の性格と心理

ここでは悪い意味で「諦め」やすい人の性格について、いくつか特徴を上げていきます。 自分がどの程度当てはまるのか見てみましょう。

やる気がない

そもそもやる気がない場合です。上司や親など他人から強制されている場合などがこれにあたります。

自分がいやいややっているのにとことこんやり続けるのは難しですよね。 あまり自分にとって価値のないものには当然あきらめも早くなってしまいます。

自己肯定感が低い

自分に対して否定的だと、物事に取り組んでも「自分なんかには無理だ、とうていできない」などとすぐに諦めてしまいがちです。 これは悪い意味での諦めになります。自分の能力を過小評価していることが原因なのでしょう。

自分で限界を決めてしまう

前の「自己肯定感の低さ」と似ていますが、自分の限界を自分で決めてしまう人も諦めやすいです。本人に過小評価しているつもりはなくても、限界を超えることを挑戦しなければ、自然と諦めることになります。 保守的な性格、プライドの高い性格、自己評価の低い性格など原因は様々あると思います。

失敗をしたくない

失敗をしたくないがゆえに、新しいことに挑戦しない人がいます。前と同様に保守的な人、プライドの高い人はこれ以上やったら失敗をしそうだ、というところで諦めてしまいがちです。

物事への執着心が薄い

これはいいことにも悪いことにもなり得ますね。 一つのことにあまり固執しない人は当然諦めがいいです。諦めることに悔しさなどを感じることは少ないので、過去のことを気にすることなく次のことに取り組めます。 しかしあまりにも執着が薄いのも、根気強く物事に取り組めず、自分の成長を妨げることになります。

飽きっぽい

いわずもがな、飽きっぽい人は一つのことに取り組めません。何度も繰り返し練習したり、試行錯誤ができないと、やはり集中できなくなります。その結果すぐに興味を失い、諦めてしまうのです。

「諦める」はいい意味?諦めることが人生において大切な理由

諦めることのメリットは簡単に言うと「革新できる」ことと同じです。古いことを諦め、新しいことに挑戦できるようになる、と考えるのが良いでしょう。

効率が上がる

諦めるというのは効率を高めることにつながります。諦められればそれだけ新しいことを始められる、ということです。 やみくもに新しいことに手を出すのはよくありませんが、正しく諦められればある程度の質で、多くのことに挑戦できます。 また、正しく「諦める」ことができれば、そのことを後悔することはありません。昔のことを気にかけることなく、新しいことに集中して取り組めるのです。 自分には向いていないとわかってすぐに切り捨てることができれば、いろいろな無駄を防ぐことができます。

選択肢が広がる

諦める、ということは新しいことに挑戦するチャンスになります。そのなかでもよりよいものが選べるのも大きなメリットです。 古い方法を諦めることで、次の新しいよりよい手段や目的を選べることになります。 自分を別の方法や別の分野で進化させる可能性につながります。 すなわち、「諦める」ことは自分が得意な分野を探して、そこで活躍するのに必要なプロセスとなります。

自分を認めることができる

「諦める」ことをしてもいいと思ったら、自分の心に余裕が持てますよね。鼻から諦めるのも良くないですが、諦めてもいいと安心することで、自分が認められます。 自分のやっていることに自信が持てて集中して取り組めることでしょう。 自己肯定は幸福感にもつながります。精神的にいいこと尽くしですね。

諦めることが多くの経験につながる

人生は有限なものです。一回の人生、より多くの経験をしたくありませんか? 正しく「諦める」ことができれば、効率が上がり選択肢も広がります。そしてより多くの経験ができて成功につながります。すると豊かな人生を歩むことができるとわかりますよね。

諦める勇気を持つ人と持たない人の違い

では諦める勇気を持つ人と持たない人は何が違うのでしょうか。 それは「自分を正しく見つめて、納得できているかどうか」です。 先程いったように、「諦める」は本来「真理を明らかに極める」という意味があります。諦めるのはここでは諦めるのは自分のことですから、自分のことを明らかにするのが前提となります。 自分を正しく見つめられれば、客観的に自分の状況を見られますよね。それが納得の出来ないものであれば、変化を望みます。その変化は方法や目的どちらでも構いません。

例えば…

好きな人とうまくいかない状況にあるとします。 「好きな人とうまくいかない」状況を自分で正しく捉えられていれば、「もっと親しくなりたい」と思って、なんで上手くいかないのか原因を探りますよね。

原因がアプローチ方法

この場合は今のアプローチ方法をすぐに諦めますよね。 どこが悪いのか、相手の好みを客観的に探りながら他の方法を考えます。

原因は方法にない

この場合はそもそもあらゆるアプローチ方法を試し終わった後の段階です。 自分には限界だ、どうしようもない。客観的に手段が尽きたとわかったら次は目的を諦めます。その人自体を諦めるということになります。

諦める勇気のある人

このように自分を正しく見つめていれば、自然と状況を客観視できます。 そして自分が納得するように行動できるので、諦める勇気が持てるのです。

諦める勇気のない人

自分を正しく見つめられなければ、自分を客観視することができません。 主観的に間違った判断をしてしまったり、変化をおそれて諦めることができなくなるのです。

大切なのは「正しく諦める」こと

諦めるのがいい意味を持つからといって、ただ単にやみくもに「諦め」ていいわけではありません。それは諦める勇気とも言えず、間違った諦めになるのです。大切なのは、正しく「諦め」る勇気を持つことです。

正しくない諦めとは?

ただ単に途中で物事を中断し、自分が納得できていない状況です。 自分を客観視できず、ただ中途半端に物事を投げだす。これでは逃げ出したようになってしまい、自分が納得できていない状態になります。 その場では楽になってもそのうち後悔し始めることが多いです。後悔はズルズルと付きまといます。 さらに新しいことを始めたからといって、その昔の後悔は解決できません。新しいことにも集中しきれずよくない状態と言えましょう。 いつまでもそのことに固執してしまい、かえって真に「諦める」ことができません。

正しい諦めとは?

自分の状況を客観視していることが必要です。自分をわかって正しい判断ができれば、自分に納得ができます。すると諦めたことを後悔したりはしません。 新しいことに、より良い方向に前を向いて進んでいけるのです。

正しく諦める力をつけるために大切な心構え

正しい諦め方とそうでない諦め方の違いはこれでわかりましたね。 それでは正しく諦めるにあたって具体的にどうすればいいのでしょうか?

①客観的に自分の状況を明らかにする

自分を常に振り返る癖をつけましょう。後悔するのは良くないですが、反省はいくらでもしましょう。そうして自分の状況を客観視し、どう自分が思っているのか考えましょう。 客観的に考えるコツとしては、他人と比べないことが大事です。 どうしても人と比べてしまうのが人間の性ですがそれではいつまでたっても自分が満たされません。 他人は他人、自分は自分と割り切って客観視しましょう。自分の進化を認めてあげることが、正しい諦めにつながります。

②自分の意思を決める

自分の意思を決めましょう。目的でも目標でもなんでもいいです。自分が最終的に何をしたいのか、客観的に考えましょう。現実的に納得する状況どんなものか、考えましょう。

③目的から逆算して方法を見つける

②で決めた自分の意志を、どうやったら達成できるのか、何が必要で不要なのかを決めましょう。そうすれば自ずと諦めるべきものが見えてきます。 ここでは無理なものを決めるのではなく、現実的なものを考えるのがポイントです。やれる方法を確実に段階を踏んで考えましょう。 どうしても現実的に達成するのが無理な目標なのであればそれはもう「諦める」べき目標だということです。前の②の段階に戻って意志を決め直しましょう。

三つの段階を踏まえて

このように3つの段階を踏んで考えれば自分が納得できて正しく物事を諦められます。すると次の新しいことにも集中できます。効率的に物事にとりくむことができるのです。

正しく諦めて豊かな人生を歩もう

いかがでしたか? スラムダンクで有名な安西先生の『諦めたらそこで試合終了ですよ』という言葉にもあるとおり、ねばり強く諦めないのは成功に必要な心掛けなのかもしれません。 しかし実際はそううまくはいかないもの。ときには人生では「諦める」ことが必要です。 臨機応変に諦めるべき時、諦めてはいけない時を自分で考えましょう。そして正しく「諦める」ことで心を豊かにして、多くの経験をして、よりよい人生を歩んでいきましょう。

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