2019年04月16日公開

2019年06月12日更新

のんびり生きたいあなたへ。せっかちにならず生きるための5つの心構え

やるべきことや時間の制約もなく、のんびり生きたい。日々忙しくしているあなたもそう思いませんか?今回は「のんびり生きる」とはどういうことか、「のんびり」と「せっかち」の心理的違いとは何かをご紹介し、「せっかちにならず生きるための心構え」を考えていきます。

のんびり生きることに憧れるあなたへ

「のんびり生きる」というと、あなたはどんな生活をイメージしますか? 「のんびり」とは「緊張がほぐれて、心身が楽であること」「焦らずにくつろいでいること」を指します。時間をかけないことを表す「ゆっくり」とは意味が違い、「のんびり」とは、自分自身が楽にいられる状態のことです。 自分にとって「のんびり過ごす」とはどんな状態でしょうか?のんびりした状態をイメージしながら、この後の記事を見ていきましょう。

のんびりした性格の人の特徴

「のんびりした性格」、よく耳にする言葉ですが、具体的にはどのような特徴を持った人なのでしょうか?ただ行動が「ゆっくり」しているとは違う「のんびりした性格の人」の特徴を、大きく分けて5つご紹介します。

(1)物事に細かくこだわらない

のんびりした性格の人は、物事に細かいこだわりを持っていません。物事が思い通りにいかなくても、他の考え方や手段を選べるため、焦りや不安、怒りなどの感情が起こりにくいのです。 そのため、仕事や用事を、のんびり自分のペースで進めることができ、安定した成果が出せます。 ただ、のんびりした性格の人の中には、興味の対象がハッキリしている人も多くいます。こだわりのない部分は淡々としても、こだわりたい部分はしっかり持っているのです。

(2)楽観的である

のんびりした性格の人は、楽観的に物事を考えています。困ったことがあっても「何とかなる」「最終的にはうまく行く」と前向きに考えます。それが心の余裕につながり、のんびりと構えていられるのです。 たとえ落ち込むことがあっても、「最後はうまく行く」と思えるため立ち直りも早いです。そんなのんびり屋さんの落ち着いた様子に、周りの人たちは「一緒にいて癒される」「安心して仕事を任せられる」と集まっていくのです。

(3)争うことが苦手である

のんびりした性格の人は、基本的に争いごとが苦手です。仕事の成績など、人と競ってより上位を目指したり、人と自分を比べることを避けようとします。「人は人、自分は自分」と割り切って、のんびりと自分のペースを守ります。 必要以上に誰かに干渉することもなく、自分のすべき仕事を、のんびりと地道にこなしていく人が多いと言えます。

(4)時間を気にしない

のんびりした性格の人には、時間をあまり気にしない人が多いです。自分の思うようにのんびり仕事や用事を進め、期限や時間を忘れてしまうことがあります。 周りの人は、そんなのんびりした様子を見てイライラすることもありますが、当人は気にしていません。のんびりした性格の人は、人のペースに合わせることが苦手なので、周りの人がのんびりペースに合わせて動くことも多くなります。

(5)いつも穏やかで笑顔でいる

のんびりした性格の人は、焦ったり不安になったりすることが少なく、基本的にいつも穏やかで笑顔です。感情の浮き沈みが少ないのが特徴です。 のんびりした性格の人には心の余裕があるので、相手の話をしっかりと聞き、共感し、落ち着いて話をします。そんな様子に、一緒にいる人もすっかり安心して、のんびり過ごすことができるのです。

のんびりできるときの心理

のんびりしている自分を想像してみましょう。のんびりできているとき、あなたはどんな心理状態でしょうか?ここでは、のんびりできるときの心理状態を3つに分けて考えます。 この心理が分かれば、「のんびり生きたい」と願うあなたも、のんびり過ごすためのヒントが見えてくることでしょう。

(1)自分に自信がある

自分のペースで物事に取り組み、のんびりできている人は、自分に自信を持っています。 「自分には自分の考えがあり、人にも人の考え方がある」と割り切り、人の行動に対して干渉や批判をしません。嫌なことがあれば「嫌です」とまっすぐ自分の意見を述べることができます。 自分に悪意が無いため、たとえ他人から悪意ある言動を取られても、気づかないこともあります。気づいたとしても、「自分は自分、人は人」の考えで、のんびりと受け流すことができるのです。

(2)現状に満足している

のんびり過ごすことができるのは、「現状に満足している状態」と言えます。 誰と比べることもなく、「自分が満足していればそれで良い」と思えるので、のんびりと、緊張せずに楽にいられるのです。不安や焦りもなく、他の誰かが失敗や成功をしたからと、一喜一憂することもありません。

(3)心に余裕がある

のんびりできているとき、心には余裕があります。 何かに向き合うときは、自信を持って自分のペースで物事に取り組んでいます。何かが起こっても「大丈夫」「うまく行く」と前向きに考え、落ち着いて対処できます。 前向きに考えるからこそ、危機的な状況があっても、のんびりと構えて乗り切ることができるのです。周りから見て「危機感がない」とイライラされることもありますが、それこそがのんびり屋さんの長所なのです。

せっかちな人の特徴・心理

ここまで「のんびり」とはどういう状態かを述べてきました。ここでは「せっかちにならない」ために、改めて「せっかち」について考えていきます。 「せっかち」とは「急く(せく)」と「勝ち」が合わさった言葉で、「急ぎがちな人」という意味です。自分では「せっかちな性格」という自覚がない人も、ここに挙げる特徴が、自分に当てはまるかもしれません。この後の3つの項目で確認してみましょう。

(1)仕事や用事はすべて最優先する

せっかちな人は、仕事も私的な用事も、すべてを「最優先」として扱います。 言われたことは「今すぐにやらないといけない」と判断して、すぐに取りかかろうとします。たとえ仕事の締め切りが1週間後でも、今日から今すぐに、やっておかないと心配なのです。 その責任感から、頭の中は「やるべきこと」でいっぱいになってしまいます。そのため、何もしないでいるのは落ち着かず、忙しくしている方が落ち着けるのです。

(2)完璧主義で常に緊張している

せっかちな人は、どんなことも100%で取り組みたい「完璧主義」です。自分がミスをしないように、自分のところで物事が滞ることが無いようにと心配をして、常に緊張しています。 いつも自分のことで精一杯で、周りのことを考える余裕はありません。心配の気持ちが強すぎて、思い通りにいかないとパニックに陥り、ピリピリしてしまいます。その結果、周りからも「いつもイライラしている人」と思われてしまうのです。

(3)遅刻を極端に気にする

せっかちな人は、自分や他の人が時間に遅れることを気にします。 先に紹介した通り、せっかちな人はやるべきことで頭がいっぱいで、完璧主義です。遅刻などのミスで周りに迷惑をかけ、自分に対する評価が下がることを極端に恐れています。 自分が遅刻を嫌っているため、他人が時間に遅れたり、のんびりしていることも、「物事が計画通りに進まなくなる」という焦りや「自分なら遅刻しないのに!」という思いで、許せなくなるのです。

のんびりな人とせっかちな人の心理的違いは何?

ここまで、「のんびりな人」と「せっかちな人」のそれぞれの特徴や心理を見てきました。どうして人は「のんびり生きたい」と憧れながらも、せっかちになってしまうのでしょうか? 「のんびりな人」と「せっかちな人」の心理的違いについて、大きく2つに分けて考えていきましょう。

自分の行動を決める基準はどこにあるか

「のんびりな人」と「せっかちな人」の心理的違い、ひとつ目は、自分の行動を決める基準の違いです。のんびりな性格の人は「自分がしたいから」行動します。せっかちな性格の人は「他者の評価を下げないように」行動します。 せっかちな人は、仕事や家庭をはじめ、様々な人との付き合いの中で「他の人に迷惑をかけたくない・評価を下げたくない」という気持ちが強いのです。常に、たくさんの用事をこなせるように、やるべきことを抱えてしまいます。 それに対して、のんびりした性格の人は「自分がやりたいことを、やりたいときにやる」が基準です。他人のペースに合わせることが苦手で、のんびり行動します。そのため、焦らず楽な気持ちで過ごせます。

「根拠のない自信」を持てるかどうか

「のんびりな人」と「せっかちな人」の心理的違い、ふたつ目は「根拠のない自信を持てるか?」です。あなたは「なぜ自分に自信を持てますか?」と質問されたら、どう答えるでしょうか? 「仕事で実績がある」「スポーツで記録がある」「友達がたくさんいる」など、自分の経歴で根拠を説明したくなる人は、せっかちな人かもしれません。自信の根拠は、他者の評価によって築かれたものなので、その自信が揺らがないよう、日々せかせかと過ごしてしまいます。 ここで「何となく」「よく分からないけど」と答える人は、のんびりな人と言えます。「何とかなる」「自分は大丈夫」と、自分の中にあるものを信じて、のんびり過ごすことができるのです。

せっかちにならず生きるための5つの心構え

ここまで「のんびりな人」と「せっかちな人」の特徴や、その心理的違いをご紹介してきました。それでは、せっかちにならずのんびり生きるには、どのような心構えを持てば良いのでしょうか?その心構えを大きく5つご紹介します。

(1)「やるべきこと」を絞り込む

せっかちな人が抱える「やるべきこと」は、本当に「今すぐ自分で」やるべきことでしょうか?その中には、今日やらなくても良いことや、そもそも自分がやらなくても良いことが混ざっていませんか? 「やるべきことリスト」の中から「やらなくても良いことリスト」に移せるものがあれば、できるだけ移して、「やるべきこと」を減らしていきましょう。絞り込むくせを付けることで、精神的にも時間的にもゆとりが生まれ、のんびりと生きることに繋がります。

(2)休憩や食事を「やるべきことリスト」に入れる

「やるべきこと」を絞り込んだら、その隙間に「休憩・食事」の項目をしっかりと入れましょう。その時間だけは、好きなものを飲み、食事をゆっくりとって、のんびりと、美味しさを味わうことに集中するのです。 せっかちな人は、忙しくし過ぎて「のんびりと自分の好きなものを味わう」という感覚を忘れてしまっている人も多いです。強制的にとる休憩時間を通じて、のんびりできる感覚を思い出してみましょう。

(3)心から安らげること・楽しめることを思い出す

あなたは、昔から大好きだったことや、時間を忘れてしまうほどに打ち込んだことはありませんか?せっかちになってしまう日々の隙間で、少しだけ、大好きだったことを思い出してみませんか? 好きなことを「探そう」とすると、「好きなことを探さなければ!」とさらに緊張が増してしまいます。新たに探すのではなく、昔の自分が好きだったことをやってみるのも、緊張をほぐしてのんびり過ごすきっかけになります。

(4)人の話を最後まで聞く

せっかちな人は、たくさんの用事を完璧にこなしたいあまり、自分以外のことを考える余裕がありません。人に言われたことも、最後まで聞かずにどんどん動きたくなってしまいます。 例えば、家族から買い物を頼まれる場面を思い出してみてください。カレーを作ろうと思い「肉とたまねぎを買ってきて」と頼むところ、その途中で「肉を買って来たらいいんだな。肉ということは焼肉かな?」と判断して、肉と焼肉のたれを買ってきてしまうようなものです。 まずは一呼吸おいて、相手が何を言おうとしているのか、最後まで聞く余裕を持ちましょう。その余裕がきっと、のんびり過ごすことに繋がっていきます。

(5)人に任せることに慣れる

せっかちな人は、身の周りのことを「全部自分がやらなければ」と抱えてしまいます。この項目(1)で紹介したように、「やるべきこと」を絞ったあと、自分がやらなくてもよいことは、どんどん人に任せましょう。 頼んだことは、そのペースさえも、その人に任せてみるのです。あなたに自分のペースがあるように、人それぞれ物事のペースがあり、自分にとってより良い進め方を持っています。話を最後まで聞き、相手のことを理解して、任せることに慣れましょう。 そうしてできたゆとりの時間は、のんびりと過ごすことに回したら良いのです。

誰でものんびり生きることはできる

「のんびり生きる」をテーマに、「のんびり」とはどういうことか、「どうしたらのんびり生きられるか」を紹介してきました。 「のんびり」とは「緊張せずに、くつろいでいること」です。せっかちな人は、常に緊張して「他者の評価」を気にしている結果、せっかちになってしまいます。 つまり、先に紹介した心構えや、のんびりした人の特徴を心に留めて過ごしていけば、誰でものんびり生きることはできるのです。意識的にくつろげる時間を増やし、いつでものんびり過ごせる人生を目指しましょう。

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ライター

SatokoH

SatokoH

学生時代に社会心理学を専攻していました。対人関係の心理学や、人生をより楽しく過ごすことなどのテーマに...

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