2019年04月15日公開

2019年06月12日更新

礼儀礼節の心得が大切な理由。礼儀の根底にある3つの心構え

人と接する上で、礼儀作法はとても大切です。しかし、なぜそんなに大切なのでしょうか?また、気を付けているつもりでも失礼なふるまいをしているかもしれません。今回は礼儀についてや、礼儀正しい人になるためのつの心構えについて詳しくご紹介します。

礼儀正しいとはどういうことか

よく聞く礼儀正しいと言う言葉ですが、正しくはどういうことを言うのでしょうか?礼儀正しいとは、言葉や態度がきちんとしている、マナーや作法にのっとって人と接することを言います。 人と人との付き合いの中で、誰もが好き勝手に行動していてはぶつかってしまいます。礼儀というのは、人と人とがぶつかり合わないための最低限のルールのようなものです。日本では特に重んじられており、諸外国からも日本人は礼儀正しいと言われており、誉め言葉と受け取っていいでしょう。

礼儀正しい人の特徴

では、礼儀正しい人とはどういう人のことを言うのでしょうか?礼儀正しい人の特徴をいくつかご紹介していきます。

挨拶がきちんとできる

礼儀正しい人の特徴としてまずあげられるのは、挨拶がきちんとできることです。人と関わる第一声は、挨拶です。人が身構える前の最初のコミュニケーションであると言えます。礼儀正しい人は、挨拶の大切さをしっかりと感じているからこそ、自分からハキハキと挨拶をします。 武道や茶道、華道など日本古来の武芸を経験すると礼儀正しくなると言われています。それは、「礼に始まり礼に終わる」というように、挨拶をしっかりと身につけるよう指導されるからです。このように、始まりと終わりにきちんと挨拶をすることは相手の気分を良くし、礼儀正しい印象を与えます。

返事がきちんとできる

どんな時でもしっかりと返事ができるというのも、礼儀正しい人の特徴です。そうはいっても、「はいはい」というものや、めんどくさそうな返事では相手を不快な気持ちにさせてしまいます。ハキハキと返事をする人は好感が持たれます。 直接の返事だけではなく、メールなどに関しても同じことが言えます。メールやラインはいつでも送ることができるため、自分の都合で返すことのできる便利なツールです。 しかし、礼儀正しい人は、相手が返事を待っていることも考えてなるべく早く返します。また遅くなった場合も謝罪文などをしっかりと入れて送ります。

言葉遣いが丁寧

言葉遣いが丁寧な人は、周りから礼儀正しいと評価されます。言葉遣いが悪いと、聞いている側は馬鹿にされたような気になったり、偉そうに感じたりします。また、言葉がきついと人を傷つけてしまうこともあります。礼儀正しい人は、不用意に人を傷つけないように心がけています。 敬語というのは、相手を敬う時に使う言葉です。相手への尊敬を表すのに最適なのです。しかしあまり無機質な敬語で会話するのも、不快な気持ちにさせてしまいかねません。しかし、「腹減った」よりは「お腹がすいた」などのように、丁寧に話すのはどんな人でも気分良く会話ができます。

細かい所作がきれい

細かい所作がきれいなのも、礼儀正しい人の特徴です。靴を脱いだら揃えるなどの小さな仕草もですが、猫背や足がだらしなく開いているなど、姿勢や態度が悪いのも相手に失礼になります。それが男性でも女性でも、だらしなく、態度の悪い印象を与えてしまいます。 また、食事などでも食べ方が汚い、マナーがなっていないなどは、一緒に食事をする相手や、周囲の人を不快にさせてしまいます。 さりげなく細かい部分に気を配れるのは、一朝一夕にはなかなかできないものです。小さなころから礼儀や作法について教えられている印象で、礼儀の正しさはその人を上品で育ちがよく見せてくれます。

感謝の気持ちを伝え礼を返すことができる

人に何かしてもらった場合、感謝の気持ちを伝えられるのも礼儀正しい人の特徴です。照れくさいからと言って、感謝の気持ちを伝えなかったり、何かしてもらっても当たり前のように思ったりする人は、礼儀知らずと言われてしまいます。 礼儀正しい人は、何かをしてもらったらきちんと返礼出来る人が多いです。何かを手伝ってもらったお礼、お土産のお礼…のように、されたことをそのままにしないことで、相手にも嬉しかった気持ちが伝わるのです。 挨拶をきちんとすることとも似ていますが、してあげた本人まで忘れてしまうような些細なことにまで感謝できる人は、やはり礼儀正しい人だと言えるでしょう。

周りをよく見ている

礼儀正しい人は、よく周りを見て空気を読むことができ、TPOに合わせて行動することができます。グループの中にいてなじめるように気を配るため、どんな場合でも周りを不快にさせません。 礼儀正しい人は自分本位にならないように気を付けているので、他人のちょっとした変化にも気づくので、気配りができる人とも言われるでしょう。

礼儀礼節の心得が大切な理由

礼儀を重んじることは、人付き合いの上でとても大切です。礼儀は先に書いたように人とのぶつかり合いを避け、お互いに気持ちよく過ごすために大切です。しかし、態度だけで心が伝わらなかったり、心が伴っていないと「慇懃無礼」と言われてかえって失礼になってしまいます。 礼節とは、礼儀を持って心から相手を思い、節度ある行動を取ることを言います。この礼儀礼節というのは、人と関わる上でとても大切です。その理由をじっくりご紹介します。

相手を不快な気持ちにさせないため

礼儀礼節を心がければ、相手を不快にさせずに気持ちの良いコミュニケーションをとることができます。 お互いに気持ちの良いと感じるコミュニケーションは交換を持たれますし、人間関係を親密にすることができます。

相手も自分も尊重するため

礼儀とは、相手を敬い行動で示すことです。自分を尊重するからこそ、相手を心から尊重することができるのです。お互いを尊重し自己主張しあう「アサーティブコミュニケーション」として礼儀礼節の心で接しあえば、相手を尊重しあえて、気分良く過ごすことができます。 「衣食足りて礼節を知る」ということわざがありますが、心が満たされて余裕があるからこそ、礼儀や節度を持つことに気づいて人と接することができるという意味です。嫉妬や不満などを抱えていては心に余裕を持てません。 上司や目上の人を敬うだけじゃなく、年下や部下であっても平等に尊重し礼儀正しくすることが大切です。

人との距離をほどよくとるため

礼儀礼節を心がけることで、場の空気を読み取り、人との距離感をほどよく保つことができます。何気ない質問でも、言われた側にとっては嫌な思いをするということもよくあります。それが上司と部下だったらパワハラになってしまったり、男性と女性だったらセクハラになってしまったり… 人によって距離感が近い人もいれば、なかなかなじみにくい人もいます。立ち入った質問になる発言は相手をよく見てからするなど、注意しましょう。相手を理解し、尊重する心があれば、その人それぞれに合った距離感を感じ取って接することができます。

周りからの信頼を得られる

礼儀礼節の心得を持って行動していると、周りから信頼されます。信頼はビジネスシーンだけではなく、人との関わりにおいてとても重要です。礼儀という、人との関わりによるルールをきちんと守ることのできる人は、仕事や物事においてもきちんと取り組んでくれると周りから判断されます。 正しいと思った行動でも、礼儀がなっていなければ相手への心象も悪く、正しいと取られないことがあります。自分の考えや価値観を裏付ける意味でも、周りからの信頼を得る礼儀正しい行動はとても大切なのです。

礼儀正しい人になるための3つの心構え

礼儀正しい人になるためには、何を気を付ければいいのでしょう?ただ丁寧にふるまうだけではなく、礼節のある人になるための心構えを3つご紹介していきます。

挨拶や返事をハキハキとする

礼儀正しい人になるための心構え1つ目は、挨拶や返事です。挨拶や返事は、手っ取り早く礼儀正しい人になる方法です。 「おはよう」「こんにちは」などの第一声の挨拶をハキハキ言うことで、相手に礼儀正しいと感じさせます。また、「お疲れ様でした」などのねぎらいの挨拶やハキハキとした返事は、周りの人に礼儀正しい人と認識されるでしょう。

正しい言葉遣いや姿勢

礼儀正しい人になるための心構え2つ目は、言葉遣いや姿勢を正しくすることです。もしも自分の言葉遣いがあまりよくないと自覚しているのなら、言葉遣いを丁寧にするのも礼儀正しい人になるために有効です。 がむしゃらに敬語を使えばいいというわけではありませんし、使い方によっては逆に失礼になることもあります。難しい言葉を使う必要はありません。まずは目上の人へ礼儀として敬語を使い、若者言葉と言われるような言葉を使わないでみるところから始めるのがいいでしょう。 さらに、姿勢にも気を付けてみましょう。だらしない姿勢は楽ではありますが、見ている側をいい気分にはさせません。相手に失礼のないよう姿勢を正すことも、礼儀正しさです。

周りの人のことを考える

礼儀正しい人になるための心構え3つ目は、周りの人の気持ちになる、周りの人のことを考えることです。例えば相手を待たせないように、待ち合わせの時間に遅刻しないことなど、礼儀として当たり前ですが意外とできていない人も多いのです。 礼儀正しさとは、相手を思いやる心でもあります。自分がよければいいような行動は慎み、周りの人の気持ちを考えてみましょう。

礼儀のない相手にイライラした時は?

礼儀のない人が身近にいると、礼儀知らずな発言や行動にイライラしてしまうことがあります。そんな時に、上手に対処する方法をご紹介します。

礼儀知らずな行動が目に入らないようにする

礼儀のない人には、悪気のないことが往々にしてあります。そのため、注意したからと言って直らないことがおおいのです。礼儀知らずな行動が見えてしまうからこそ、イライラしてしまうので、その人の行動が目に入らないように気を付けてみましょう。発言も、可能であれば極力聞かないようにします。 もし礼儀のない人と関わらずに過ごすことができない場合でも、指導係でもない限り、極力関わらないようにするのが精神衛生上おすすめです。 周りが受け入れているのであれば、見えないところで礼儀があるのかもしれませんし、そういうキャラクターとして受け入れられているのかもしれません。 周りが礼儀のない態度を良く思っていないようだったとしても、関わらないようにして上の人が注意するのを待ちましょう。

礼儀正しくするべきと思わない

周りがその人の礼儀のない行動を受け入れているのであれば、無理に直させようとしても仕方がありません。「こうするべき」という考えを捨てて目線を変えてみるというのも1つの手段です。 かといって礼儀正しくない振る舞いを真似するという意味ではありません。そういう人との関わり方もあるんだなとだけ考えるようにすると、少しイライラが軽くなるでしょう。

自分の態度を振り返ってみる

周りに対して礼儀がないというわけではなく、自分に対して礼儀のない態度を取る人も中にはいるでしょう。その場合は一度その人との付き合い方を、一度見直してみるのもおすすめです。 心理学的に、自分がした態度と同じ反応を相手が返すということがあります。「礼儀がなくて嫌な人だな」と思っているのが気づかないうちに態度に出てしまい、余計相手が礼儀のないふるまいをしているということも考えられます。

礼儀を知らずに育ったと考えて諦める

よく「若い人は礼儀がなっていない」などと聞きますが、ひとくくりにしていいものでしょうか?礼儀を教わらずに育ってしまった人は、礼儀知らずな行動を取るかもしれません。ですが、ちゃんと礼儀正しく振舞える人もいるはずです。 周りにいる人が礼儀のない人だった場合、親や周りの大人から礼儀のことを教わらずに育ってきてしまったんだと憐れんで、諦めましょう。いくら周りが注意しても、本人が自分から改善していくのが一番です。見守るより他ありません。

礼儀礼節を大切にして人間関係をスムーズにしよう

礼儀礼節についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。生きていく上で、人と関わらずに生きることはできません。誰にも気を使わず、不満を持ち、無礼にふるまって嫌な思いをするのは時間の無駄使いです。 少しの心構えで礼儀礼節に気を付け、お互いに気分良く過ごせるならその方がずっといいと思いませんか?礼儀正しくなるための心構えや、礼儀のない人への対処法などもぜひ参考にしてみてください。

短期間であんなに音痴だった私が...?

歌がうまかったらなんて人生楽しいのだろう...そう何度も思ってきました。 昔の私は音痴で人とカラオケに行くことすら怖かったんです。 そんな私が、なんと「無料の講義内容を実践」するだけで、びっくりするくらい歌が上手くなったんです!! その秘密はこちら↓

関連記事

ライター

hachu

hachu

学生時代心理学を学んでいました。 現在も占いや自己啓発、カウンセリングなど様々な分野の勉強を独学で...

人気記事

新着記事