あなたは「みみっちい」にどんな印象を持っていますか。ここでは、みみっちいの意味や使い方、そして、「みみっちい人」の特徴などをご紹介していきます。あなたの「みみっちい度」を診断するテストもありますので、ぜひ、診断してみてください。
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「みみっちい人」と言われるとなんだか嫌なことを言われたような気がしませんか。あなたはみみっちい人になっていませんか。それでは、みみっちい人の特徴や心理について解説いきます。
「みみっちい」とは、「ケチ臭い」、「細かいことにこだわる」という意味を持っています。「みみっちい生活」や「みみっちいことで悩む」などと使われ、どちらもマイナスのイメージを抱いてしまいます。 類語は、「せこい」や「ケチ」で、類語もやはりマイナスイメージの言葉になります。これらの言葉には、「みみっちい」は細かい、「せこい」はずるい、「ケチ」は人に与える事を嫌がるというニュアンスをそれぞれ持っています。 「みみっちい」という言葉は、ほそいミミズのようにこまかいという様子から出来たと言われています。
みみっちいという言葉の意味を理解して、さらに、みみっちい人にはなりたくないと思ったのではないでしょうか。ここからは、みみっちい人の特徴を紹介していきます。
みみっちい人は、物を捨てることができません。物を捨てられないというよりは、むしろ、なんでも取って置いてしまうという特徴があります。一見、使うことがないようなお菓子の箱や袋でも、いつかどこかで使えるかもしれないと思い、捨てずに取って置きます。 しかし、そのほとんどが活躍することはなく、かなりの時間が経過してやっと捨てることになります。 また、みみっちい人は、「もらえる物はもらわないと損！」という考えがあり、スーパーでお弁当用の割り箸を必要以上にもらいます。みみっちい人自身は、「いつか必ず使うし、もらえるときにもらっておく」というスタンスなのですが、いつでもこのような考えなので使い切れずに溜まっていってしまいます。 どんなものでもいつか使うときがくるとスタンスで生きているので、みみっちい人にとって、無駄なものはこの世に一つもないのです。
みみっちい人は、過去の出来事や感情をいつまでもひきづる特徴があります。みみっちい人は、自分が嫌な思いをしたや、負の感情を抱いたことをいつまでも忘れません。いつまでもひきづって、ウジウジしてしまいます。 時には、相手に対して「あのときは～だったから嫌だった」などとひつこく言うこともあります。相手が自分に非があったことを認めて、謝罪したり、言動を改めたとしても、みみっちい人は、いつまでも根に持ちます。
みみっちい人は、細かいことにこだわるという特徴があります。みみっちい人は、細かい上に、そのこだわりもとても強いため、周囲の人をしばしば困らせてしまうこともあります。 周囲の人からは、「そんなことまで気にするの！？」と思われるようなことでも、みみっちい人にとっては普通のことで、周囲の人の基準に合わせるということはありません。みみっちい人は、自分が納得するまで細かいことを追求します。
ここまでは、みみっちい人の特徴を解説しました。次はみみっちい人がどうしてみみっちくなってしまうのかを性格や心理を探って理解していきたいと思います。
みみっちい人は、小さなことでも気になってしまう心配性なのです。気になってしまうといてもたってもいられなくて、とことんこだわってしまうという性格です。 みみっちい人は、自分が気が済むまでやらないと落ち着かないのです。周りから見るとどうでもいいような細かいことでも気になってしまいます。先のことを考えて、今できることはすべてやって、いつでも万全な体制で備えていたいという心理が働いています。 いつでも万全な体制で備えるという姿勢は、素晴らしいことなのです。しかし、みみっちい人は、自分のことでいっぱいいっぱいで、周りが見えていない場合が多く、的外れな場合が多いため、良い評価に繋がりません。 みみっちい人からすると、慎重に慎重を重ねて取り組んでいるのに関わらず、悪い評価になっているので、心外な結果になってしまっています。
みみっちい人は、自分の悪いところや自分のかっこわるい部分を認めることができません。自分のマイナスの部分から目をそらし、自分を正当化するところがあります。 例えば、みみっちい人が小さなことにイライラした時に、こんな些細なことにイライラしている自分自身に気付いたとします。 しかし、些細なことにイライラするのはかっこ悪いことなので、みみっちい人は、かっこ悪い自分を受け入れることができず、「イライラしてない」とか「些細なことではない」と自分自身に言い訳をし、自分を正当化します。 人は誰でも、マイナスの部分を持っていて、みんなそれぞれ自分のマイナスの部分を知っています。しかし、みみっちい人は、マイナスの部分もある、ありのままの自分を受け入れられず、自分が正しいと思うことに細かくこだわってしまうのです。
みみっちい人は、「Going my way」な自由人、つまり「我が道を行く」自由人です。みみっちい人は、周囲を気にしないマイペースな人です。周囲の状況や様子を把握して、周りに合わせることはありません。 みみっちい人は、自分の決めた道を自分が決めた方法で進みます。みみっちい人は「自分」が基準となっているので、自分のことを、みみっちいとは思っていないことが多いのです。
みみっちい人に対しての印象はいかがでしょうか。ここからは、男性と女性、それぞれのみみっちい人を見ていくことにしましょう。
みみっちい男の特徴は、プライドが高く、自分を良く見せようとします。自分のプライドが傷つけられるようなことにとても敏感で、ささいなことでも、ねちねちとしつこく怒ったりします。 自分の失敗に対しても敏感で、失敗したことに対して反省するのではなく、失敗したことによって自分が周りにどのように映っているかを気にします。だから、失敗したことについて言い訳をしたりして、失敗したという事実から逃げようとします。
みみっちい女は、人の失敗に厳しくいつまでもその失敗についてねちねちと小言を言います。みみっちい女は自分の気持ちを切り替えることができないので、小言を言うことで自分の中の消化しきれていない感情をどうにかしようとします。 しかし、みみっちい女は感情を切り替えるのに相当長い時間がかかるため、この小言は延々と続きます。
みみっちい人は、あなたの周りにもいるのではないですか。みみっちい人とは、感覚が違うため付き合いにくいと感じてしまいます。そんな付き合いにくい、みみっちい人と上手に付き合う方法をこれからご紹介します。
みみっちい人は、周りが見えていないことがほとんどです。周りが見えていないため、自分のことしか考えていません。みみっちい人の目を周りに向けるために、まずはあなたが親しくなってみましょう。 親しくなることができれば、みみっちい人は次第に心を開いてあなたのことを気にかけるようになり、だんだんと周囲にも目を向けられるようになるはずです。 そして、みみっちい人も悪いところ欠点ばかりではありません。細かいことを気にしすぎるというのは、リスクを最小限に減らす力でもあります。みみっちい人は、普通の人が気付かないことにも気付くことができます。 みみっちい人に必要なのは、他人の力です。周囲の人と協力することで、細かいことを気にするみみっちい人の特徴が良い方向に活かされるのです。
みみっちい人の行動は、少々、行き過ぎるところがあるので、適度にできれば大きな武器になります。みみっちい人は、細かいことにこだわり過ぎるのが欠点ですが、細かいことに気を配ることは決して悪いことではありません。 みみっちい人の行動を冷静に見つめて、「もう少し～だったらいいのにな」と思うところがあったら過度な部分を直して自分のものにしてしまいましょう。あなたの武器になることは間違いありません。 みみっちい人は、物事の「適度」を教えてくれる教材と思えば、少し付き合いやすくなるのではないでしょうか。
いかがだったでしょうか。みみっちい人の性格や特徴を知れば知るほど、みみっちい人にはなりたくないと思ったのではないですか。では、ここで、あなたのみみっちい度を診断してみたいと思います。 以下の問いにYes/Noで答えてください。Yesの数が多いほど、あなたは「みみっちい度が高い」ということになります。
１．食事に行ったときのお会計は１円単位で割り勘にする Yes/No ２．食べ放題に行くと、ついつい食べきれない量を取ってきてしまう Yes/No ３．負の感情や気持ちを切り替えるのが苦手である Yes/No ４．気になることがあると眠れなくなってしまう Yes/No ５．人や物事に対して、損か得かをまず最初に考えてしまう Yes/No ６．小さなことでも気になったことがあるととことんこだわってしまう Yes/No ７．他人の意見やアドバイスを素直に聞くことができない Yes/No ８．「なんとかなる」とは思えない Yes/No ９．駅前などで配っているティッシュは必ずもらう Yes/No １０．「いらないかな」と思っても、すぐには捨てずに取っておく Yes/No
診断の結果はいかがだったでしょうか。もしも、みみっちい自分を見つけてしまっても落ち込むことはありません。みみっちい自分を変える方法はあります。ここからは、みみっちい自分を変える方法を紹介していきます。
細かいことや小さなことが気になりだしたら、ひとまず深呼吸をしてみましょう。気持ちを落ち着けて、心に余裕を持ちましょう。細かいことや小さなことが気になるときは、心に余裕がないときが多いです。 人は、心に余裕がないときに限って、あれもこれも細かいことまで気になってしまい、さらに心に余裕がなくなっていきます。そうするとさらに細かい小さなことが気になってきてしまい、ついには、ドツボにはまってしまう結果になってしまいます。 日頃から心に余裕をもつことで、小さなことでは動じなくなり、あまり気にならなくなるようになります。
気になることが出ていたら、一人で抱え込まずに周囲の人に相談するようにしましょう。相談することによって、周囲の人と同じ方向を向くことができます。自分の価値観と周囲の価値観を合わせることで、自分がこだわっていることが小さくて細かいことであることに気付くことができます。 また、相談することで、リスクを回避することに繋がることもあります。普通の人が気にしないことに気付くことで、大惨事になることを防げるかもしれません。 相談して、物事に対して共通の認識を持つことは、周囲との関係を築くために必要なことです。周囲との関係をうまく築くことができれば、心配性な部分が改善され、小さなことや細かいことにこだわり過ぎることはなくなります。
物事を考えるとき、どれくらいが「適度」なのか考えるようにしましょう。それは、決して物事を「適当」にするということではありません。みみっちい人は、自分が「みみっちい」という自覚はありません。だから、自分がこだわることは、細かいことだという認識もないのです。 自分のみみっちい部分に気付いた人は、自分が物事を考えるとき、自分の考えや行動が「適度」であるか意識して考えるようにしてみてください。「適度」かどうか考えるだけで変わってきます。 それは、「適度」を知るためには、周囲の状況や様子を把握しなければならないからです。「適度」は周囲と自分の基準が合うことが必要なのです。「適度」を心がけることで、今まで見えていなかったものがたくさん見えるようになるはずです。
いかがだったでしょうか。「みみっちい」は悪い印象がほとんどですが、人との関わりの中で、良い方向に活かすことができることもわかったのではないでしょうか。 しかし、それでも、「みみっちい人」とは言われたくないですよね。自分のみみっちいところは変えられます。ご紹介した方法で、自分のみみっちさを変えてください。
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pop03
学生時代は児童福祉学を専攻していました。社会福祉士の資格取得。...
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