2019年04月16日公開

2019年06月15日更新

羨む気持ちは自分を変える!「羨む」と「妬む」の違いを知ろう

周りの人が自分より幸せそうに見える…成功して見える…と羨ましいと思い、自己嫌悪を感じることはありませんか?実はこの羨む気持ちは、自分を変えていくチャンスでもあるのです。今回は羨む気持ちが自分を変える理由や、そのためのポイントをご紹介します。

人の人生や成功を羨むあなたへ

「あの人は出世していて羨ましい…」「あんな風にたくさん稼げる仕事に就きたい…」「あんな素敵な恋人がほしい…」このように、周りの人の人生や成功をつい羨ましいと思っていませんか? 人を羨む気持ちは、自分はダメなんだ…と、とても卑屈な気分になってしまいます。しかし、この感情は上手く切り替えをすることで、自分を大きく成長させることができます。羨む気持ちが強くなってしまうと、妬みの感情にも変わってしまいかねません。 今回は人を羨む気持ちがどうして自分を変えることができるのか、さらに羨む気持ちを自分を変える力にするポイントについて詳しくご紹介していきます。

人を羨むときってどんな時?

それでは、実際に人を羨ましいと思うのは、どんな時なのでしょうか?普段は仲のいい友達でも、ふとしたきっかけで羨む気持ちが湧いてしまうこともあります。どんな時に羨ましいと思うのか見てみましょう。

生まれつき恵まれている人を見た時

わかりやすく羨ましいと思う時としてあげられるのは、見た目やスタイルなど生まれつき備わった人を見た時でしょう。女性の場合、食べても太らない体質だったり、目が大きい、色が白い、鼻が高いなどの細かな部分でも羨む対象になります。 運がいいなども同じで、生まれつきなのか恵まれている部分がはっきりわかる人は、気づかないうちに周りから羨まれていることが多々あります。例えば努力してダイエットに成功した場合は、尊敬されたり称賛されることはあっても羨まれることはないでしょう。

自分の持っていないものを持っている

羨ましいと思う時としてまずあげられるのは、自分の持っていないものを持っていたり、欲しいものを持っていたりする人を見た時です。欲しい物を持っている人に対して「いいなぁ」と思うのは、普通のことです。 物だけではなく、人の欲望というのは際限なく出てきます。恋人や家族などの人間関係、地位や運、他人からの評価なども羨む対象です。さらに、見た目の容姿や体質など生まれつきのものに対しても羨ましいという感情を持つことがあります。 なぜか食べても太りにくい体質の人などは特にうらやましがられます。努力して痩せた人に対して思う称賛や憧れの感情とは違い、努力せずに生まれつき持っているからこそ羨むのです。

自分のできないことをしている

自分ではできないことを簡単そうにやっている人を見た時も、羨ましいと思う時としてあげられます。自分には全く興味のない事ができている人に対しては羨む感情はわかないものです。自分がやりたいけどできないことをやっている人に対して羨ましいと思うのです。 また、同じことをやっているはずなのに、自分より上手にこなしている人がいた場合も、羨ましいと思ってしまうでしょう。人と比べる必要はないとは言っても、よりよく仕上げている人を見ると、自分のことを劣っていると感じ、人を羨むものなのです。

並んでいたはずの人が1歩先に進んだ

仕事で同僚が先に出世した、友達だけ恋人ができた…などのように、同じような状況にいたはずの人が、1歩先に進んでしまうと、置いて行かれたような気持になり、羨ましいと感じます。 人間というのは、同じであることに安心感を抱きがちです。そのため、少しでも違う部分ができると、つい不安になってしまいます。その内容が幸せになるできごとであればあるほど、羨む気持ちは増していくのです。

人を羨む心理的理由とは?

なぜ私たちは人を羨ましいと思ってしまうのでしょう。仲良しの友達に対しても、苦手な同僚に対しても、羨む気持ちはだれに対してでもわく可能性があります。その心理的な理由を見てみましょう。

人と自分を比べてしまう

人は自分と同じ状況の人がいると安心するものです。そのため、人と自分を比べて能力の確認を無意識にしてしまいます。 自分が周りの人と同じ位置にいる場合はいいのですが、知らないだけで誰かが自分よりも少しいい状況にいることや、同じ位置だったはずが1歩も2歩も先に進んでしまったとわかると羨ましいという気持ちが湧いてしまうのです。 手の届かないほどのところにいる人に対しては、羨む気持ちはあまりわきません。もっと上手になりたいからと言って、プロの選手や歌手に対して羨ましいとは思わないでしょう。身近にいる手の届く存在に対してだから羨ましくなるのです。 人と比べて羨むという感情は、負けず嫌いな人にその傾向が強く見られます。負けたくないと思う反面自分にあまり自信がなく、すぐ他人と自分を比べて他人の中の良い部分ばかりがクローズアップして見えてしまいます。

単に人のものが欲しくなる

「隣の芝生は青く見える」という言葉があります。人が持っている物が、なぜかいいものに見えてしまうことはよくあることです。実際に手にしてみると、それほどいいものに見えなくても、他人が持っているとなぜか羨ましくなってしまう…というものです。 欲しいものが手に入った自分の人生が素晴らしいものになると思っています。現在の自分に自信がないため、周りの人のものを手に入れることで自信が持てると思っているのです。 人のおもちゃが面白く見える子供と同じで、精神的に成長しきっていない、幼児性の強い人にその傾向が強く見られます。もし手に入れたとしても、その良さを実感できずにまた他の人を羨むということが多く見られます。

自分に厳しすぎる

自分に対して理想が高く厳しい人は、人を羨む気持ちになりがちです。特に些細な事がうまくいかなかったり、精神的に落ち込んでいたりした時に羨む感情がわきます。そんな時に周りの人が楽しげに過ごしていると、他人を羨む気持ちがわいてしまうのです。 周りが気にならないような自分の小さなミスが気になって仕方がない完璧主義です。周りの人が何をやっても自分より優れて見えてしまいます。こうやって自信がなくなり、羨む気持ちとネガティブな気持ちのループにはまり込んでしまうのです。

結果を求めてしまう

欲しい結果が得られなかった時、結果を手にした人に対して羨む気持ちがわくものです。「あんなに努力したのになぜ…」「あの人は結果が出ているのに…」と感じ、結果が得られなかった自分はダメなんだと否定してしまいます。 生きていれば、いくら努力しても結果が出る人は限られている場合に遭遇します。その場合、結果を得られるのは一握りで、残りの多数の人は結果を得られないことになります。 結果が出ないからと言って、全てを否定する必要はありません。しかし結果を求める人は過程よりも結果ばかりに目が行ってしまいます。そして自分の望む結果ではなかった場合、自分を否定してしまうのです。

羨む気持ちが自分を変える理由

人を羨む気持ちというのは、あまり良くない感情とされています。「人は人、自分は自分」という言葉もあります。極力羨む気持ちを抑えて、自分らしく…とわかってはいても、つい人と比べてしまい、なかなか難しいものです。 羨む気持ちを隠して無理に平常心を装っても、気持ちがなくなるわけではありません。抑え込まれた感情が、さらに強くなってしまうこともあります。また羨む気持ちを持っていることに対しての罪悪感まで持ってしまうと、「自分は本当にダメだ」とますます悪循環に陥ってしまいます。 羨ましいと思いたくない、羨む気持ちを抑えたいという気持ちからから、その人を避け、関わらないようにする人もいます。しかし、そうすることで人間関係の幅や、世界も狭くなってしまいます。世界が狭まってしまうと、自分自身の成長も減ってしまいます。 誰かに対して羨ましいと思う部分は、自分がなりたいことや欲しいものです。羨む気持ちを受け入れることは、自分の隠された欲求と向き合う機会です。相手のどの部分に対して羨ましいと思っているのか、なぜ羨むのかを理解することでその欲求を自分を変える力にすることができるのです。 人を羨む気持ちは本来悪い感情ではありません。相手に対する憧れや尊敬と置き換えることもできます。このように羨む気持ちを否定しないことで、まずは自分を楽にしましょう。

「羨む」と「妬む」の違いを知ろう

羨むと妬むは、どう違うのでしょう?どちらも自分が持っていないものを持っている人に対しての感情です。しかし似ているようで全く違います。 妬むとは、羨む感情に憎しみなどがプラスされて変わってしまった感情です。羨む感情を抑えこみ続けて逆に強くなってしまった場合や、どうやっても手に入らないという現実に対して苛立ちや怒りなどが増してしまった場合などに変化します。 妬みというものは、その人が持っていて自分が手に入れられないのはおかしい、不公平だという気持ちになります。その人が得た成功が努力のたまものだったとしても、その努力を認められず、自己中心的でわがままな妬みの気持ちが増してしまうのです。 どうやっても欲しいものが手に入らないと、余計に妬みが増してしまいます。そうすると、その人のどんな部分に対しても妬みや憎しみの感情を持つようになってしまいます。その人の全てを否定して、忌み嫌うようになるのです。 羨む気持ちは、それをきっかけに自分を変える力にできます。しかし一方で、強くなりすぎて妬みになってしまった気持ちは、逆に自分を成長させる機会をなくします。妬みが強すぎると、自分が変わるチャンスとなるポイントを見落としてしまうからです。

羨む気持ちを自分を変える力にするためのポイント

羨む気持ちを認めて、自分のなりたい姿や欲しいものを見つめ直すことで、自分を変える力にすることができます。羨む気持ちを抑え込もうとして妬みに変えてしまっては、せっかくの成長の機会を潰してしまいます。羨む気持ちを自分を変える力にするためのポイントを見てみましょう。

羨む気持ちを受け入れる

羨む気持ちを自分を変える力にするポイント1つ目は、まず人を羨む気持ちを受け入れることです。羨ましいと思わないように…と抑え込むと、次第に羨む気持ちが強くなって妬みへと変わってしまうこともあります。 自分がその人に対して羨む気持ちを持っていると素直に認めることで、自分の求めるものが明らかになるのです。さらに物や恋人、運、お金などが欲しいと思っている自分を受け入れることで、自分を肯定し、力に変えることができます。

欲しいものを手に入れるために努力する

2つ目は、自分の欲しいものを手に入れるために、全力で努力してみることです。「どうせ手にい入らない…」とあきらめてしまう前に、手に入れるための努力をしてみましょう。 手に入ったらとても喜ばしいことですし、例え結果的に欲しいものが手に入らなかったとしても、努力することによって得られることもたくさんです。

過去の自分と比べる

羨む感情は、人と現在の自分を比べることで生まれます。今自分が持っていないという事実が羨ましい気持ちになるのです。人と比べず、過去の自分と比べてみましょう。 周りを見て自分を否定するのではなく、過去の自分を比べることで現在の自分がどれだけ成長したのかを見つめ直せます。そして、さらに未来の自分に対してこうありたい、こうしたいという目標や希望になるのです。

自分自身を認める

人を羨む気持ちが湧いたときというのは、自分自身に良いところは何もない…と、自分を否定してしまいます。羨む気持ちを力に変えるには、自分自身を否定せず、認めてあげることが大切です。 自分の人生に満足していたら、人を羨む気持ちはわいてこないものです。他人を意識せず、自分自身の良いところを見つめ直してみましょう。

何事にも感謝する

他人を羨んでしまう時、自分の身の回りの幸せに気づいていないことが多くあります。羨む気持ちは、ないものねだりとも言えるので、もっていない部分ばかり気にしてしまいます。 毎日健やかに過ごすことができている、友人がいる、美味しいものが食べられている…など些細な幸せに目を向けて感謝してみましょう。 自分にはないものばかりではないんだと気づくことができます。このように、自分の身の回りにある小さな幸せに気づき、何事にも感謝の気持ちを持つことで羨む気持ちも力に変えることができます。

羨む自分を受け入れて成長しよう

人を羨む気持ちの心理的理由や、羨む気持ちを自分を変える力にする方法についてご紹介しましたがいかがだったでしょうか。人に対して思う羨ましいという気持ちは、悪い事ではありません。 羨む気持ちを受け入れることで、自分の目標や目指すものをはっきりと自覚することができます。感情を抑え込んで蓋をしてしまわず、羨む自分を受け入れ、それを糧にして成長していきましょう。

MindHackYoutubeチャンネル開設!

この度弊メディアMindHackは大好評につき、Youtubeチャンネルを開設いたしました! 仕事、恋愛、その他日常使える心理学やモチベーションアップ方法など、様々な場面でためになる情報を発信していきますので、チャンネル登録よろしくお願いいたします! Youtubeチャンネルはこちら

関連記事

ライター

hachu

hachu

学生時代心理学を学んでいました。 現在も占いや自己啓発、カウンセリングなど様々な分野の勉強を独学で...

電話占いヴェルニ

人気記事

Feelフィール

新着記事