2019年06月03日公開

2019年06月30日更新

ワーキングメモリを鍛える方法11選!作業記憶強化で仕事の効率を上げる方法

ワーキングメモリとは、情報を脳内に保持して処理をする能力のことです。ワーキングメモリは鍛えることができますが、訓練が不十分だと、勉強や仕事でケアレスミスが増えてしまいます。今回はこのワーキングメモリを鍛える方法をご紹介します。

ワーキングメモリを鍛えて仕事の効率をアップしよう

「いっぱい勉強したはずなのに、思うようにテストで良い点数が取れない」、「一生懸命仕事しているのに、小さなミスを連発してしまう」などなど、こんな経験はありませんか? こうしたお悩みは、ワーキングメモリを鍛えることで改善することができます。今回は、このワーキングメモリを鍛える方法についてご紹介していきます。

ワーキングメモリの意味とは?

ワーキングメモリは作業記憶とも呼ばれます。ワーキングメモリとは、何かの作業に取り組むときに、情報を一時的に脳内に保持して、実際に処理をする能力のことです。 ワーキングメモリは、勉強するときや仕事のときだけに発揮される能力でなく、誰かとコミュニケーションをするとき、買い物をするとき、部屋の掃除をするときなど、日常のありとあらゆる場面で必要とされる基本的で大切な能力です。 つまり、ワーキングメモリをしっかりと鍛えることで、勉強や仕事がはかどるようになるだけでなく、日常生活をより快適で豊かなものに変えていくことができます。

ワーキングメモリの特性

ワーキングメモリの特性について事前に知っておくことで、ワーキングメモリを効率的に鍛えることができます。そこで、まずはワーキングメモリの特性をご紹介します。

情報を取捨選択する

普段はあまり意識されませんが、人は生きていく中で、一瞬一瞬に大量の感覚情報を浴びています。例えば、ちょっと部屋を見渡しただけでも様々なものが目に入ってきます。机やイス、パソコン、テレビ、ソファー、壁、天井、照明器具…などなど、挙げればきりがありません。 さらに視覚情報だけでなく、その部屋の匂い、パソコンやエアコンから出ている音、室温、ソファーの柔らかさなどを含めれば、その情報量は膨大なものになります。その一つ一つを細かく意識していたら、たちまち頭がパンクしてしまいます。 これらの情報の中から、何が今重要なのかを取捨選択する能力がワーキングメモリです。ワーキングメモリを鍛えることで、たくさんの情報の中から重要なものを効率よくピックアップできるようになります。

情報に優先順位をつける

あなたが生活していく上で、やるべきことがもし一つしかないのであれば、あなたはそのことだけに集中して取り組めば問題はありません。しかし実際には、たくさんのタスクを同時に並行してやらなけばならない現実があります。 とは言え、脳内で一度に処理できる情報量には限界があり、一度にいくつもの仕事を同時にこなすことは非常に困難です。そこで、どのタスクから手をつけるべきかという優先順位をつける必要が出てきます。そのときこそ、ワーキングメモリの出番です。 ワーキングメモリの特性の一つとして、タスクの優先順位をつける能力が挙げられます。ワーキングメモリを鍛えることで、どのタスクから取り掛かるべきかという判断をすばやく正確にできるようになります。

情報を一時保存する

勉強や仕事をする上で、記憶力はとても重要な能力です。ワーキングメモリは、人の記憶力に大きくかかわっています。 つい最近勉強したことを思い出せなかったり、人から伝えられていたことをうっかり忘れてしまったりすることは誰にでもあるものです。だからこそ、やるべきことを忘れずに仕事をする人は優秀だと評価されますし、ちょっとした会話の内容をきちんと覚えていてくれる人は、周りから愛され、信頼されます。 ワーキングメモリをしっかりと鍛えることで、周りの環境からの情報をただなんとなく受け取るのではなく、より能動的に情報を獲得することができます。つまり、ワーキングメモリを鍛えることは、自分の生活の質(quality of life, QOL)を大きく向上させることにつながるのです。

ワーキングメモリには一定の容量がある

ワーキングメモリは、情報を無限に保持して処理できるわけではありません。ある一定以上の情報の処理が必要な課題を行うと、ワーキングメモリは情報を保持しきれなくなったり、処理が追いつかなくなったりしてしまいます。 しかし、ワーキングメモリの容量は生まれつき決まっているわけではありません。ワーキングメモリを鍛えることで、その容量を拡張させることができます。つまり、記憶力や情報処理能力は鍛えることでさらに伸ばしていくことができるのです。 この記事の中でワーキングメモリを鍛えるための方法もご紹介しますから、ぜひ最後までご覧になってみてください。

ワーキングメモリと短期記憶・長期記憶の違い

ワーキングメモリと関連する心理学の用語として、短期記憶と長期記憶があります。 ワーキングメモリと短期記憶は何が違うのか、ワーキングメモリと長期記憶はどこが異なるのか、それを次にご紹介します。

ワーキングメモリと短期記憶の違い

ワーキングメモリが、情報を能動的に保持して問題に対して取り組む能力であるのに対して、短期記憶は、情報を受動的に受け取って、一定の時間が経つと意識されなくなるような仕組みです。 例えば、あなたが喫茶店にいるとき、知らない人同士が会話の中でお互いの名前を呼んでいたとします。近くにいたあなたにもその名前は聞こえています。しかし、家に帰るころには、その名前はすっかり忘れてしまっていることでしょう。 情報が入ってきても、それに意識を向けなければ、短期記憶はすぐに失われてしまいます。

別の例を考えてみます。今度は知らない人たちが、自分の気になっている人についての話題を出しました。あなたは思わずその人たちの話に耳を傾けます。 すると、あなたはその話題を家に帰ってからも覚えていることでしょう。その理由は、入ってきた情報に対して意識を向けたからです。 受動的に短期記憶として蓄積された情報はすぐに消えてしまいますが、能動的に意識を向けた情報は、ワーキングメモリの機能によってしばらく記憶に残りやすくなるのです。ワーキングメモリを鍛えることで、記憶力が向上するという理由はここにあります。

ワーキングメモリと長期記憶の違い

では、ワーキングメモリと長期記憶はどのように違うのでしょうか。大きな違いとしては、ワーキングメモリは少ない情報を一時的に記憶するのに対して、長期記憶はたくさんの情報をより長期間記憶するという点です。 短期記憶に情報を留めても、それを意識的に覚えようとしなければすぐに忘れてしまいます。しかし、情報をしっかりを意識すれば、ワーキングメモリの機能としてきちんと記憶することができます。 しかし、ワーキングメモリで蓄えることのできる情報量はあまり多くなく、記憶も一時的とされています。

しかし、ワーキングメモリの機能によって取り込まれた情報は、頭の中で何度も意識することによって、情報を長期記憶に送り込むことができます。 例えば、初めて知った人の名前でも、ぼーっと聞いていればすぐに忘れてしまいますが、頭の中で何度もその名前を繰り返すことによって、長期間にわたって記憶に定着させることができます。これが長期記憶の特徴です。 ワーキングメモリによって情報を取り込み、処理をすることによって、情報が消去されにくい長期記憶に記憶を送り込むことができます。ワーキングメモリを鍛えると、情報を長期記憶に送り込む早さや正確さが向上するので、勉強や仕事がどんどんはかどるようになるのです。

ワーキングメモリを鍛えるメリット

ワーキングメモリを鍛えることによって、勉強や仕事のパフォーマンスを向上させることができます。以下で、ワーキングメモリを鍛えるメリットをさらに詳しくみていきましょう。

記憶力がアップする

ワーキングメモリを鍛えることで、記憶力が飛躍的に向上します。勉強をする上でも仕事をする上でも、記憶力は必要不可欠な能力です。 ワーキングメモリを鍛えると、ただなんとなく作業をするのではなく、かといってありとあらゆることに気を張って生活するのでもなく、今何がより重要なのかということに気づけるようになります。 そうすると、覚えるべきことを絞ってそのことに集中できるようになるので、効率よく記憶力を発揮することができます。その結果として、勉強や仕事のパフォーマンスが向上します。

小さなミスが減る

勉強や仕事をする中で、少し考えれば気がつくようなケアレスミスに悩まされることはありませんか?簡単なミスをしてしまうと、周りからは「もっと集中して!」と怒られたり、自分自身「なんでこんな失敗をしてしまうんだろう」と落ち込んでしまったりしますよね。 しかし、そうしたケアレスミスを自分の努力不足のせいにする必要はありません。いくら一生懸命作業をしようとしても、「あれもしなきゃ、これもしなきゃ」とやるべきことがとっ散らかっていると、誰しも作業を思うように進めることはできません。 ワーキングメモリを鍛えることによって、「この作業を先にやっておくと、あとでこの作業がラクだな」といったように、作業の優先順位が見えるようになってきます。つまりワーキングメモリを鍛えると、記憶力が向上するだけでなく、仕事のコツをつかめるようになってくるのです。

仕事の能率がアップする

「言われたことをきちんと覚えておく」ことや「ミスをしないように作業する」ことは、仕事の基本ではありますが、入社してから退職するまでまったく失敗しないで仕事ができる人など1人もいません。 特に新人の頃であれば、上司から伝えられていた仕事をうっかり忘れてしまったり、一生懸命仕事に取り組んでいるのにミスを連発してしまったりすることもあるでしょう。 何度も何度も仕事をこなしていけば、いずれは慣れていきます。しかし、以前の失敗を生かさずに同じことをしていれば成長はありません。そんなとき、ワーキングメモリを鍛えることで、ミスから仕事のコツをどんどん学び、それをきちんと記憶することができるようになるので、仕事のパフォーマンスをより早く改善させることができます。

ワーキングメモリを鍛える方法【日常生活編】

ここまで、ワーキングメモリを鍛えることがいかに勉強や仕事のパフォーマンスを高めるかをご紹介してきました。 それでは次に、実際にどのようにしてワーキングメモリを鍛えるのが良いのかを見ていきます。

睡眠をしっかりとり規則正しい生活をする

きちんとした生活習慣はすべての基本であり、人が生きていく上で最も大切にすべきことです。しかし、勉強や仕事に全力で取り組んでいる人ほど、生活リズムが毎日不規則になりがちです。 特に、睡眠時間を削って作業をする人は多いのではないでしょうか。しかし身体は資本という言葉もあるとおり、頑張るあまりに身体を壊してしまっては元も子もありません。 睡眠時間は、勉強や仕事のパフォーマンスに直結する重要な時間です。なぜなら、睡眠と記憶力には強い関係性があるからです。ワーキングメモリを鍛える上で、きちんとした生活習慣(特にきちんと睡眠時間を確保すること)は、もっとも基本的な要素となります。

料理をする

勉強や仕事で忙しいときには、あまりの時間のなさに、食事をとることもおっくうになりがちです。「とりあえずお腹が満たされればいいや」と、コンビニ弁当やファーストフードばかりの食生活になっていませんか?しかし意外なことに、料理をすることでワーキングメモリを効率良く鍛えることができるのです。 料理をすることを通して、自分の行動の流れを考える力を鍛えることができます。例えば、簡単な肉野菜炒めを作るだけだとしても、限られた時間の中で、どの食材から炒めると効率がよいか、炒める前に何をすべきか、具材を炒めている間にできることはないかなど、さまざまなことを意識する必要があります。 本格的な料理でなくてもちょっとした自炊をすれば、食事は安上がりで、きちんと栄養をとることもでき、さらにワーキングメモリを鍛えることもできるという、まさに一石三鳥です。「お腹が空くこと」を上手く活用することが、ワーキングメモリを鍛えるコツなのです。

他者とたくさんコミュニケーションをとる

ワーキングメモリを鍛える上で重要なことの一つは、脳に新しい刺激を与え続けることです。脳に刺激を与える一つの方法は、他者とコミュニケーションをとることです。 会話をするときには、相手の話をしっかり覚えて理解した上で、自分の主張を考え、それが相手に伝わるように整理して、しかもテンポよく会話を進める必要があります。 直接面と向かってコミュニケーションする場合には、話の内容だけでなく、相手の表情や声色、態度などにも気を配る必要が出てきます。このコミュニケーションの過程で、ワーキングメモリをがっちりと鍛えることができます。

ただし、いつも同じメンバーで、いつもと同じような会話だけしているだけでは、ワーキングメモリを鍛えることはできません。 もちろん、気のおけない仲間とコミュニケーションすることは楽しいものですが、会話を通してワーキングメモリを鍛えるためには、新しい人と積極的に関わりを持ち、自分の知らない分野の話をどんどんすることが大切です。

新しい発見を楽しむ

誰かとコミュニーケーションをとったり、自分で何か調べ物をしているときに、今までの自分では考えつかなかったような、新しい考え方や人生観に出会うことがあります。 その新しい価値観は、自分にとって新鮮で素晴らしいものに映る場合もあれば、逆に受け入れがたいものであるかもしれません。しかしそのような出会いはとても貴重な瞬間です。そのときの自分の気持ちこそが、自分自身の個性であり、感性なのです。 ワーキングメモリを鍛えるときには、この未知なるものと出会う体験がとても重要です。何か新しい発見をしたときには、そこからすぐに立ち去らずに、少しだけでも目を向けてみることが、ワーキングメモリを鍛えることにつながるでしょう。

適度に脳を休ませる

記憶力を高めるためには、情報のインプットやアウトプットが重要です。しかし、1日中頭をフル回転させていたら疲れてしまいます。疲れた状態で新しいことを学ぼうとしても、だらだらと作業してしまって逆効果になってしまいます。 脳が疲れたときには、睡眠をとったり、甘いものを食べたり、好きな音楽を聴いたりする休養が必要です。適度に身体を動かすスポーツをしたり、外に散歩に出かけるのもよいでしょう。休憩することとサボることは違います。 休憩は、ワーキングメモリを鍛えるために無くてはならないものです。闇雲に新しいことを頭に詰め込もうとしたり、疲れているのに作業を続行したりすることは、ワーキングメモリを鍛える上で結果的に効率が悪くなってしまうでしょう。

ワーキングメモリを鍛える方法【学習編】

ここまで、日常生活の中でワーキングメモリを鍛えるための方法をご紹介してきました。ここからは、もっと意識的にワーキングメモリを鍛えるための具体的な方法について見ていきます。

母国語以外の言語を習得する

頭の中で何かを考えるとき、人は言葉を使って考えています。「お腹がすいたからコンビニに行こう」という簡単なものから、仕事における問題を解決するための行動の流れまで、ほとんどすべてが言葉で表現されます。 何かを考えるときだけでなく、情報を記憶するときにも、多くの場合は言葉を使うことが多いです。それくらい、記憶と言葉には密接な関係があります。 母国語以外の言語の勉強をすることは、この言語の能力を向上させるだけでなく、ワーキングメモリに新しい刺激を与え、記憶力を鍛えることにもつながります。

脳トレゲームをやる

最近では、携帯用ゲーム機やスマートフォン向けの脳トレゲームがたくさんリリースされるようになりました。それだけ、社会の中で認知能力や記憶力が重視されているということでしょう。 こうしたゲームであれば、楽しみながらワーキングメモリを鍛えることができますから、活用しない手はありません。勉強や仕事で疲れているときであっても、気軽に取り組むことができるのも魅力です。 「ワーキングメモリを鍛えるためにやらなきゃ」と意気込んでやるというよりは息抜きのつもりで、軽い気持ちでやってみるとよいでしょう。

ルービックキューブのコツをつかむ

ルービックキューブは、ハンガリーの建築学者ルビク・エルネーが考案した立体パズルです(Wikipediaより)。多くの人が実際にやってみた経験があるのではないでしょうか。 しかし、単純なルールとは裏腹に、難易度は非常に高く、一面揃えるので精一杯という人も多いパズルです。ルービックキューブは非常によくできたパズルで、ワーキングメモリを鍛えるのにもってこいです。 今のブロックの位置を記憶した上で、次のブロックの位置を考えながら、どの順番でブロックを動かすべきか、などと考えていく中で、脳トレゲームと同様に楽しみながらワーキングメモリを鍛えることができるでしょう。

nバック課題にチャレンジしてみる

nバック課題とは、ある一連の刺激を順番に呈示され、現在呈示されている刺激がn回前の刺激と同じかどうかを答える課題のことです(Wikipediaより)。このnの数値が大きくなればなるほど、記憶しなければならない情報量が増えるので難しくなっていきます。 まさに記憶力がダイレクトに要求される課題なので、ワーキングメモリを鍛える上で非常に有効です。 あまり馴染みはないかもしれませんが、今はスマートフォン向けの無料アプリとしてリリースされているものもあるので、もし興味があれば探してみてください。

専門プログラムを利用する

昨今の認知能力や記憶力に対する需要の高まりを受けて、記憶力を高めるための専門プログラムが多数登場しています。 しかし、何かのきっかけでワーキングメモリを鍛えるチャンスがあったとしても、三日坊主で中断してしまうとなかなか結果には結びつきません。 はじめはあまり負荷の高くない脳トレゲームから初めて、ワーキングメモリを意識した作業に慣れてきたら徐々に専門的なプログラムに挑戦していくとよいでしょう。

ワーキングメモリを鍛えることでクリエイティブな人生に変える!

今回はワーキングメモリを鍛えることで、勉強や仕事をより能率的にする方法をご紹介しました。 ワーキングメモリを鍛える上で何よりも重要なのは、新しいことを楽しむ気持ちです。「勉強や仕事のため」といって、生真面目にコミュニーケーションや脳トレを行うよりも、人生をいかに楽しくできるかを考えて取り組んだほうが、結果的によい成果が得られるでしょう。 記憶力を鍛えなければと思いつめると、むしろ頭が働かなくなってしまいますから、今回ご紹介したように適度な休養をはさみながら、あなたらしいペースで人生を謳歌してくださいね!

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ライター

なかさん

なかさん

学生時代は心理学を専攻していました。 Ph.D.(人間科学)取得済み。 人や動物がなぜそのように...

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