2019年06月02日公開
2019年06月02日更新
人は日々生活をしていると、いつの間にか心に余裕がない状態になってしまいます。なんとなくイライラする、焦っている、そんなことありませんか？そこで今回は心に余裕がない人のために「心に余裕を生み出す実践法」についてご紹介したいと思います。
この記事の目次[表示]
心に余裕がないというのは、イライラしたり、焦ったり、不安になったりなど、マイナスな感情のせいで自分の事をコントロールできない状態のことです。 例えばイライラして、つい身近な人に当たってしまったことはありませんか？「本当は仲良くしたいのに、ケンカばっかりしてしまう。」「こんなはずじゃないのに、どうしていつもこうなるの！」なんてことも、誰でも経験あるかと思います。 この心に余裕がない状態が続いてしまうと、生活にも少しずつ影響が出てきます。すると、たくさん辛い思いをしてしまう機会が増えてしまいます。心に余裕がない状態になって辛い思いをしないためにも、具体的な原因や方対処法についてご紹介していきたいと思います。
心に余裕がない時は、自分で気が付かないうちに態度に出てしまうものです。まずは、心に余裕がない人がとってしまう行動の特徴から理解していきましょう。 自分はどれに当てはまるのかを考えながら読んでみてください。
人は心に余裕がないと、段々イライラしてきます。このイライラをうまく発散できればいいのですが、大半の人は周りの人にきつく当たってしまうことがあります。 相手の些細なミスや自分の思い通りにならない行動が目につき、全てがイライラしてさらに心に余裕がない状態になって悪循環に陥ります。 またこの時、心に余裕がない人は他人にだけではなく自分自身にも攻撃を向けてしまうことがあります。何かうまくいかなかった時に「なんでこんなこともできないの！」と自分を責めてしまうのです。
心に余裕がない時、周りに心配かけまいと頑張って笑ったことはありませんか？そしてそれなのに、何故か「大丈夫？」「なんか怒ってる？」なんて言われてしまったことも、人によってはあるのではないでしょうか。実は、心に余裕がない時は目にも表れます。 具体的な例としては、笑顔なのに目が笑っていない、なんだか目に光がない、ふとした瞬間にどこか一点を見つめている、等があげられます。
心に余裕がないと、本人に自覚がないだけで高確率で言葉遣いにも表れます。例えば、普段は仕事で「これやってくれる？」といっているところを「なんでやってないの？」と冷たくいってしまいます。 一見ちょっとした違いに思えますが、周囲の人は意外と「いつもと違うな」「どうしたんだろう」「なんか怒ってる？」と気にかけていたりします。 心に余裕がないと言葉遣いによっては相手を傷つけてしまうこともあります。なので心に余裕がないなりにも、気がついたらなるべく言葉は選ぶようにしたいものですね。
心に余裕がない時、人は物事を上手くとらえられなかったり、判断がきちんとできなかったりします。それは常に焦り、不安、緊張、苛立ちなど、さまざまな負の感情が邪魔をしているからです。心に余裕がない状態でいると、まともに考えることができなくなってしまうのです。 まともに考えることができないと、ミスをしやすくなります。これの辛いところが、一度ミスをするとさらに負の感情が強くなってしまうところです。 そうするとまたミスをする、落ち込む、負の感情が強まる、という無限ループに陥りやすいので心に余裕がない時は注意が必要です。
休日といったらどこかへ出かけたり、趣味を楽しんだり、お家でのんびりしたりとリラックスして過ごしたいものですよね。 しかし、心に余裕がない人はそうはいきません。頭の中では常に仕事や家事、勉強など、やるべきことで頭がいっぱいになっているのです。 そうなると、せっかくの休日なのに休むことができません。心に余裕がないため常に焦りや不安な気持ちでイライラしてしまいます。心に余裕がない人は誰かといても上の空になってしまい、会話もうまく楽しめなかったりします。
心に余裕がない時は、なんでこんなに苦しいのかさえ分からなくなってしまいますよね。でも、心に余裕がないのには必ず原因があります。 心に余裕がない原因を理解することができれば徐々に解決策も見えてくるはずです。次は心に余裕がなくなる原因についてご紹介していきたいと思います。
「なんで1日24時間しかないんだ！」なんて思ったことありませんか？いろいろやることがあると、1日ってあっという間に過ぎてしまいますよね。 仕事、家事、育児、勉強、それだけでも大変なのに細かい用事などもあったりして、本当に時間はいくらあっても足りず、心に余裕がない状態になっていきます。 その上自分に使える時間がないと、さらに心に余裕がない状態になってしまいます。趣味の時間もほしいのに「それより一刻も早く寝たい」「明日の準備をしなくては」という考えが浮かんできてしまいます。
当然のことですが、生活をしていく上でお金は必ず必要になってきます。食費、家賃、光熱費、雑費、など何をするのにもお金はかかってしまいます。 という事は、お金がないとできることも限られてきます。「新しい洋服がほしいのに買えない」「遊びに行きたいのに遊べない」など自分の行動に制限をかけることになります。 そうするとストレスが溜まり、心に余裕がない人になってしまいます。また、お金がないことによって「ちゃんと生活していけるのか」という不安が常につきまとうことになります。
生きていく上で人との関わりを避けるのは難しいことです。そのため、人間関係がうまくいかないと大きなストレスとなり、心に余裕がない人になってしまうのです。 時々会う知り合い程度なら何かあってもいったん距離を置くことができます。しかし自分の所属している場所、帰る場所での人間関係がうまくいかないと、とても辛くなり心に余裕がない状態になります。 家はもちろん学生であれば学校、社会人であれば職場でうまくいかないと心に余裕がない人になってしまいます。やるべきことがあっても、すぐそばに苦手な人がいるとうまく集中することもできないのです。
私達日本人は、特に真面目で几帳面な性格をしていることが多いです。真面目で几帳面だからこその良い点もあるのですが、それが心に余裕がない状況を作り自分を苦しめてしまうことがあります。 真面目な性格だと「こうなるべきだ！」「ああするべきだ！」と理想を高く持ってしまいがちです。そうすると理想が叶わない時に、相手のことも自分のことも厳しく責めてしまうような心に余裕がない人になってしまいます。 それでうまくいけばいいのですが、他人も自分も追い詰めて息苦しくなってしまうことが多いです。そうすると心に余裕がない状態が続き、なにをするのにも辛くなってしまうのです。
心に余裕がない毎日より、余裕を持って日々楽しく過ごせたら素敵ですよね。いきなり変わるのは難しくても、少しずつでも変わっていけば心に余裕がない毎日から抜け出す日は近いです。 次は心に余裕を生み出す方法についてご紹介していきます。
心に余裕がない時は、頭がこんがらがってしまいますよね。「やることが多すぎて、何からやればいいのかわからない！」なんてことありませんか？そんな時はするべきことに優先順位をつけましょう。 まずは紙を用意します。そしたら優先順位の高いものから箇条書きで書いていきます。その時にいつの何時までにするのかもきちんと書きます。そうすることによって、何からすればいいのか一目でわかり、頭をすっきりさせることができます。 「そんなの続かないよ」と思うかもしれません。そんな時は全てやることが終わったあと、自分にご褒美をあげるようにしてください。何か取り組む時に自分のモチベーションを上げるのも、心に余裕がない日々から抜け出す近道になります。
お金がないと、その不安から心に余裕がない状態になってしまいます。そんな時にまずできることといえば、やはり節約です。例えば外食ばかりしている生活であれば、なるべく自炊することを心がけましょう。 忙しい日々を過ごしていたら少し手間に感じるかもしれません。しかし少しずつでも貯金が増えれば、心に余裕がない状態から抜け出すことが出来ます。貯金の多さは心の安定を生み出します。 他にも今の給料に不満があり、収入アップが期待できないようであれば転職を考えるのも一つかもしれません。まずは転職サイトを見てイメージを固めるだけでもかまいません。心に余裕がない状態から脱するためにも、できることからやっていきましょう。
真面目で几帳面な人は心に余裕がないことも多いです。そのため、つい自分にも周りにも厳しくしてしまうことがあります。もし、その性格で自分を苦しめていると感じたのなら、一度肩の力を抜いてみてはいかがでしょうか。 「絶対に失敗してはいけない」と考えたことはありませんか？果たして本当にそうでしょうか。人は誰でも失敗しますし、むしろ失敗することで得られることもあります。例えば自転車に乗れるようになるためには失敗して学ぶことは欠かせません。 なので失敗を過剰に否定するのではなく「誰でも失敗はするもの」「次から気を付ければ大丈夫」と考えるようにしましょう。このようにガチガチに固まった考えをほぐしていけば、心に余裕がない自分から変わることができるでしょう。
心に余裕がない時はどうしても負の感情にとらわれてしまいます。そうするとネガティブ思考になり「なにもかもうまくいかない」「なんでできないんだ」と自分を責めてしまいます。 確かに、うまくいかないこともあるかもしれませんが「全く」うまくいかないなんてことは絶対ありません。ちゃんと自分なりに頑張って、できているところも必ずあるはずです。 「朝早く起きれた」「あいさつができた」など、どんなに些細なことでもいいです。まずは自分のできているところに目を向け、今の自分を認めましょう。これを続けていくと少しずつ自信がつき、きっと心に余裕がない自分から変わることができるでしょう。
忙しくてなかなか時間を作るのは難しいかもしれません。しかし、どこかで発散させないと、思わぬところで爆発してしまうかもしれません。そうならないために、心に余裕がない時ほど自分の時間を作りましょう。 少し強引に感じるかもしれませんが「この日のこの時間は好きなことをしよう！」と、自分の中で決めてしまうのです。そしたら後は好きなことをして過ごしましょう。 無理して空回るよりも、やる時はやる、休む時は休むとメリハリをつけましょう。「今はしっかりと休む」「いつまでに仕事を片づければ大丈夫」などのように自分を勇気づけてあげることも、心に余裕がない日々から抜け出すポイントです。
心に余裕がない人は、もしかしたら人間関係が苦手かもしれません。人というのは時に脅威になることがあります。しかし、同時に味方としていればとても頼もしい存在となります。 まずは1人でもいいので、自分の味方を作りましょう。たった1人でもいれば何かあった時、あなたの力になってくれるはずです。心に余裕がない時、自分に味方がいると思えるだけでも少しホッとした気持ちになれますよね。 日々生活をしていれば、自分ではどうにもできない問題にぶつかるかもしれません。そんな時でも味方がいてくれれば、あなたの心に余裕をもたらしてくれるでしょう。
心に余裕がない時間を多く過ごしてきた人は、その分辛い経験もしてきたことでしょう。でもあなたなら大丈夫です。ここまで読んで原因と実践法を理解できたあなたなら、きっと心の余裕を手に入れることができます。 もちろん、いきなりすべてを実行するのは難しいと思います。そんな時は自分のできることから、変えていってはいかがでしょうか？誰でもいきなり変わることは難しく、変わる際には抵抗感が生まれるものです。それでも小さなことから積み上げていくことにより、大きな変化が生まれます。 心に余裕がないあなたはもう十分頑張っています。なのでまずは今の自分を認め、焦らずに肩の力を抜いて落ち着きを取り戻しましょう。そして落ち着いたら、自分にできることから「心に余裕を生み出す方法」を実践してみてください。
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ライター
お砂糖
以前は教育の現場で働いていたので、心理や人格形成についての知識があります。今までの経験や知識を活かし...
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