2019年06月11日公開

2019年06月11日更新

公私混同はなぜ悪いのか?公私混同する人の特徴や対処法を紹介

公私混同は悪いと言われますが、どうして悪いことなのでしょうか?最近では、私事を仕事に持ち込むのだけではなく、プライベートに仕事を持ち込むのも公私混同と言われるようになりました。ここでは公私混同する人の特徴や具体例、対処法を紹介します。

公私混同するとはどういうこと?

公私混同という言葉をよく聞きますよね。公私混同とは仕事の場でよく使われる言葉に思われがちでしたが、最近ではそのような側面だけではなくなってきました。では、新しい、最近の公私混同という言葉はどのような意味を持っているのでしょうか? ここでは公私混同について、具体的に解説していきます。

公私混同の意味とは?

公私混同とはどのような意味があるのでしょうか?ここでは公私混同の意味や、類義語、対義語をはじめ、例文や使い方など、言葉の意味について詳しく解説します。 公私混同という言葉は知っているけど、どのような場面で使えばわからないという人はぜひ参考にしてみてくださいね。

意味・類義語・対義語は?

公私混同とはどのような意味を持っているのでしょうか?まずは、公私混同の「公」と「私」にまず分けてみましょう。「公」は、「おおやけ」と言われるように、職場だったり、学校だったりのことです。では、「私」はどうでしょうか? 「わたくし」とは、「私事」という言い方があるように、プライベートな部分をさします。具体的には、家のことであったり、趣味や恋愛のことを指します。 つまり、公私混同とは、「おおやけ」の部分とプライベートな部分の境界があいまいになってしまったり、一緒になってしまっている状態を指します。

また、公私混同の類義語として挙げられるのは、「公私混交」などです。「おおやけ」とプライベートが混ざった状態のことを指す言葉ですが、公私混同という言葉が日常的に使われることが多いので公私混交はあまり普段使われることはありません。 また、対義語としては、熟語などでは主だったものはありませんが、言い方としては「公私の区別がついている」というような言い方をすることが多いです。

公私混同の使い方は?

それでは、公私混同はどのような時に使えば良いのでしょうか?具体的には「あの人は会社に私事を持ち出して公私混同している」というような言い方ができます。また、最近では家庭内に仕事を持ち込んだりしてそれにかかりきりになってしまう人もいますよね。 そのような人のことも「父は家で仕事ばかりしていて公私混同にもほどがある」などという言い方や見方もできます。

公私混同をする人の特徴

公私混同する人は実際に仕事場にいるととても困ったり、家族の中でも誰かが公私混同していると困りますよね。ここでは実際に、公私混同する人の特徴について解説します。

特徴1:公私混同をしている自覚がない

公私混同をする人の特徴で最も多いのが、公私混同をしている自覚がないということです。公私混同をしている人は、自分がそうであることを気づいていない人が多いです。これは一体何故でしょうか? 公私混同をする人によくいるのは、上司や部下との付き合いが大切でそれを第一に考えているということです。何かにつけ仕事だと言って上司に付き合ってどこかに遊びに行ったりしたり、後輩を誘って休日にご飯に行ったりしているのも、会社から離れて個人的な付き合いですね?

しかし、それが当たり前だと感じていると、公私混同だと気づけないですが、このようなこともれっきとした公私混同です。上司や同僚、後輩にも家族がいたり恋人がいたり、大切な趣味があったりと、自分の世界があります。 それを仕事だからという括りで縛りつけるように飲み会に誘ったりすると、後輩だと特に断りにくいでしょう。公私混同している人はそれも大事な付き合いで会社という枠組みの一環だと思うかもしれませんが、業務時間外で会社から出て何かをする時点で、最近の風潮では公私混同になります。

特徴2:公私のはっきりした境界がない

公私混同をする人の特徴で次にあげられるのは、公私の区別がはっきりついていないということです。公私混同をする人はフレンドリーだったりすることが多いです。そのため、付き合いの範囲が広がり、仕事相手が友達だという人も少なくありません。 仕事相手でもあり友達でもある人とだけそのように親密に付き合うのは良いですが、公私混同をする人はそれだけではなく、他の人にも同じような関係を強要してしまう一面があります。 また、接客業の人だと、必要以上に客の情報を聞くのも公私混同に値します。たとえそれが自分が恋愛対象として気になる相手でも、人として純粋に気になる相手でも、業務時間内にそのようなことを聞くのは公私混同に他なりません。また、その逆ももちろん公私混同です。

特徴3:誰も自分に注意してくれない

公私混同をする人の特徴で3つめにあげられるのは、誰も自分に注意してくれないということです。これは、もともと会社の人が自分に対して注意してくれないというのがあげられます。 周りの人は公私混同されることにとても不快感を持っていても、それを注意しにくいと思っていたりすることが多いです。このように注意してくれる人が周りにいないと、ここまで公私混同して良いんだというラインがだんだんと緩くなっていってしまいますよね。 その結果、どんどんエスカレートしてしまい、周りの人が手をつけられないくらい公私混同してしまう場合があったり、

特徴4:自分がやっていることは正しいと思っている

公私混同をする人の特徴で4つめにあげられるのは、自分のやっていることは正しいと思っているということです。会社の業務時間外に半強制で飲み会に部下などを参加させるのは本来公私混同でもあり、パワハラの一環ですが、公私混同をする人はそれが本当はいけないことだということに気づいていません。 そればかりか、それが正しいというように思っています。このような上記のケースの公私混同をする人は、全体的に交友関係が広かったり、飲み会が好きだったりするので自分は周りに正しいことをやってあげているという意識が強いです。 そのため、周りが何をいっても、自分こそが正義だと思っているので聞く耳を持たないというケースもよくあることです。

特徴5:自分の私情を優先してしまう

公私混同をする人の特徴で5つめにあげられるのは、私情を優先してしまうことです。一昔前までは、公私混同といえば、仕事に私情を持ち込んでしまう人のことをさしましたよね。 確かに、仕事をするということは契約なので、業務時間内に私情を持ち込んでスマホを触ったり、私情によって気分が変わるのは周りの人が迷惑してしまいます。それでも、公私混同をして私情を持ち込んでいる人はそれが悪いと気づいていない人も多いのが現実です。

仕事の現場で見られる公私混同の例

仕事の現場ではどのような公私混同が起こり得るでしょうか?仕事の現場での公私混同とは、仕事場に私事を持ち込むことですよね。ここでは、その代表的なものをいくつか紹介します。

例1:遊びの予定があるから休む

仕事の現場で見られる公私混同の例として最も最初にあげられるのは、遊びの予定あがあるから休みたいとシフトなどが組まれた後で突然申し出てくるということです。 本来、この日は入れないとわかっていたら、その日を休みにしてもらうようにシフトを組む前の段階で念入りにお願いしたりするのが筋です。それにもかかわらずに上司に無理やりシフトを入れられて、後から「どうして休みにしてくれないのか?」と問うのは間違っていませんよね。

ここで公私混同の例としてあげたのは、なんの事前の相談もなく急に自分の遊びの予定が入ったからシフトを変更してほしいというようなことです。このような申し出はシフトを組む人や周りの人からすると大迷惑ですよね。 さらに、遊びの予定で社会的責任を放棄する人として周りからの信用度も落ちてしまいます。私事の中でも子どもの発熱だったり、急な不幸があった場合は別ですが、遊びという理由で遊ぶのは公私混同としか言いようがありません。

例2:恋愛を仕事に持ち込む

仕事の現場で見られる公私混同の例として2つめにあげられるのは、恋愛を仕事に持ち込むということです。仕事中に恋人とLINEしたいと思ってしまう人の気持ちはわかりますが、実際そのようなことをしてしまうと周りの人はどう思うでしょうか?当然公私混同で不快だろ思いますよね。 会議中にスマホの方をチラチラ見ながらそわそわしていたりする姿を周りの人は決して快くは思いません。仕事中なのに仕事に集中できていないと悪評価を受けてしまう可能性もあります。

また、さらにあげられるのは、恋愛がうまくいっているときは機嫌よく仕事しているけれど、恋愛がうまくいっていない時に明らかに不機嫌そうに仕事をしていたり、イライラしている様子を表に出すのも公私混同に挙げられます。 もちろん、自分の妻や夫や恋人が体調が悪くて入院しているという状態だったり、何か危機的な状況だったり、出産を控えているとなると周りの人も許容してくれたり、配慮してくれたりしますが、そうでない場合は、とても迷惑に感じている人が多いです。

例3:TPOを弁えない言葉遣い

仕事の現場で見られる公私混同の例として3つめにあげられるのは、TPOを弁えない言葉遣いです。そももTPOとは何でしょうか?TPOとは日本語で「時」、「場所」、「場合」を選ぶことを意味しています。 プライベートなときは誰しも普通に話し言葉で話すので丁寧語や尊敬語を使ったりしませんよね。それはプライベートという「場所」と「場合」だからそれで良いのです。しかし、それを仕事に持ち込むとどうでしょうか? 特に、上司に対して普通に友達に話すように話すと、上司はとても不快になります。さらにそれを聞いていた周りの人も、「この人は公私の区別がついていない」、「社会的な常識を持っていない」と判断されてしまいます。

これは、仕事場であるという「場所」と、上司に対する言葉遣い、つまり「場合」に応じた行動ができていないから、TPOをわきまえておらず、公私混同していると思われるのです。 また、部下に対しても友達に話すように話すのは、よほど親密ではない限り避けた方が良いです。これは、やはり職場という「場所」が大きく関係しています。仕事場なのにも関わらずあまりにフランクに話してしまうと、部下は「自分のことを軽んじている」と可能性がありますよ。

公私混同を慎むべき理由

公私混同をする人の特徴や仕事場での公私混同の具体例について触れてきましたが、ではそもそもどうして公私混同を慎むべきなのでしょうか?ここではその理由について詳しく紹介します。

理由1:周りの人が困る

公私混同を慎むべき理由の1つめは周りが困るということです。誰かがぼんやりしていると自分もぼんやりしてしまうことがあるように、仕事の場に私事を持ってこられると、その人だけではなく周りの集中力が下がってしまったり、能率が悪くなっていたりしてしまいますよね。 さらに、プライベートな時間まで職場のことを持ち出されることでも周りの人は困ります。例えば、強制的に飲み会に行かなければならないというのもその一つです。飲み会などはああくまで親睦を深めるものであって、強制力はないですよね。 公私混同をしてしまう人はそれが当たり前だと思っているのかもしれませんが、当たり前ではありません。れを強制にしたり、暗黙の了解なような形で強制にするのも、立派な公私混同で周りの人がとても困ってしまいます。

理由2:自分自身の成長ができない

公私混同を慎むべき理由の2つめは、自分自身の成長ができないとうことです。公私混同をしてしまう人は、何か一つのことに集中して頑張ればこれから伸びていく可能性が高かったりする場合でも、ついその場その場の自分の欲求に正直なことが多いです。 これは少しわかりにくいかもしれませんが、仕事場なのにプライベートのスマホを触ってしまうというのも、ある種その場の、その時の自分の欲求に素直に従っていることになりますよね。

このような行いは、結果的に自分の成長を阻害してしまうことが多いです。また、仕事をプライベートに持ち込んでしまうとダラダラ仕事をしてしまうことになりますよね。ダラダラ仕事をしてしまうと能率が悪くなってしまって総合的な面から見て成長できませんよね。 公私混同はこのように仕事面からもプライベート面から見ても、自分自身の成長を妨げる原因になってしまいます。

公私混同する人への対処法

仕事場で公私混同をする人がいたり、プライベートな時間に仕事を持ち込む人がいたり、周りの公私混同する人に困ったりすることはありますよね。そのような人にはどのように対処すれば良いのでしょうか?ここでは、公私混同する人への対処法について詳しく解説します。

対処法1:具体的に注意する

公私混同する人への対処法の1つめは、具体的に注意するということです。公私混同をしてしまう人は、基本的にそのことを注意されなかったり、曖昧になったりしていて、周りの困っている人は傍観していることが多いです。 とはいえ、それでは周りの人も困りますし、公私混同する人自身も成長できませんよね。そのため、自分がその公私混同する人の部下だったり同僚の人は、具体的に「どこ」が「どのように」公私混同しているのかを具体的に話しましょう。 公私混同している人はその意識がない場合も多いので、具体的に具体例をあげながら話すのが最も良い方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

対処法2:きちんと叱る

公私混同する人への対処法の2つめは、きちんと叱るということです。公私混同をする人は、注意する人がいないということを紹介しましたが、そのことについて叱られたりすることももちろんありません。 とはいえ、公私混同をするような人は、注意されたり叱られたりすることがないので、どんどん増長していってしまいます。そのため、周りが手をつけられなくなる前に、公私混同をしてしまう人の上司や、家族が公私混同するという人はぜひこれを試してみてください。 叱るとすぐに治るとは限りませんが、継続してきちんと何がダメかということを明確にして叱ることが大切です。

対処法3:ドライな対応をする

公私混同する人への対処法の3つめは、ドライな対応をするということです。公私混同する人は、馴れ馴れしく話してきたりする場合がとても多いです。そのため、優しく反応してしまうと、ライベートな時間に踏み込まれてどんどん断れないような状況になったりすることが多いです。 プライベートな時間なのに強制的に飲み会などにでなければならないということになったら困りますよね。その公私混同する人が特に上司だったりする場合に、ドライな反応をするという手法はとても効果的です。 このドライな反応も、飲み会の時だけでは態度が悪いと上司かあ悪評を受けてしまう可能性があります。だからこそ常にドライな反応をすることで、そのようなことを防ぐことがとても大事です。

対処法4:曖昧に答えない

公私混同する人への対処法の4つめは、曖昧に答えないということです。プライベートな時間なのに仕事の付き合いが好きな公私混同をしてしまう人にとって、特に曖昧に答えるような部下や同僚を断れないようにうまくまるめこむのがとても得意です。 だからこそ、嫌なのに誘われた時は曖昧に答えるのではく、具体的に用事があるから無理だというようにしましょう。用事は本当でも嘘でも良いですが、あとで墓穴を掘るような嘘をつくのだけはやめるようにしましょう。 また、嫌なことに誘われた時だけはっきりと答えてしまうと、公私混同をしてししまう人はそんなに仕事外の交友が嫌なのかと感じ、後から問題になりかねません。そのため、公私混同をする人に巻き込まれないためには、常に曖昧にしないようにはっきりさせましょう。

公私混同をしないようにする方法

公私混同をしたくないけどついついしてしまうという人もいますよね。普段から公私混同してしまって悩んでいる人に対して、ここでは公私混同をしないような方法を紹介します。

方法1:時間を区切る

公私混同をしないようにする方法の1つめは、時間を区切るということです。仕事をプライベートに持ち込んだり、プライベートを仕事に持ち込んだりしないことが重要です。 きっちり何時から仕事をして、何時から休息するというように時間に区切りを求めることで、時間的な能率を上げることができるようになります。さらに、時間を区切ることで、残業が減り、体に無茶な負担がかからないというメリットもあります。 時間を区切ることで、プライベートを充実させたり、ダラダラ仕事をしないので生活の質を向上することができます。時間を区切ることのメリットはとても大きいので、ぜひ試してみてくださいね。

方法2:家族との時間をしっかりとる

公私混同をしないようにする方法の2つめは、家族との時間をしっかりとるということです。特に年齢が上がっていくにつれ、上司になって家庭を持つ人は多くなりますよね。 ところが仕事ばかりしていて業務時間外に強制的に飲み会参加をさせたりすると、同僚や部下のプライゲートな時間を奪うだけではなく、自分が家族と過ごす時間がなくなってしまいますよね。 家庭があって、特に子供がいる以上、そのような公私混同をしているとどうしても誰か一人に負担がかかったりしています。そのことを防ぐためにも、家族と過ごす時間をしっかりとるように気をつけましょう。

方法3:周りの人のことを考える

公私混同をしないようにする方法の3つめは、周りの人のことを考えるということです。自分が仕事に恋愛や指示を持ち込んだら周りはどのように思うでしょうか?答えは言わずもがな、とても不快になってしまいますよね。 また、プライベートに仕事を持ち込むと、困る人もいますよね。だからこそ、周りに人の心理をきっちり考えることで、自分が公私混同することを防ぐことができますよ。

公私混同に気をつけよう

公私混同をすることは、最近特にあまり良いこととは思われていません。公私混同をすることで、一番困るのは周りの人です。公私混同をする人は自分勝手と思われかねない一面もあります。 働き方がどんどん変わってきている今こそ、ぜひ一度自分の今の働き方を考えてみてくださいね。

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ライター

橘 梨花

橘 梨花

心理学、哲学などの勉強を通し、人の心についてて日々思考を重ねています。...

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