2019年06月13日公開

2019年06月13日更新

ジョハリの窓って?わかりやすい解説とジョハリの窓のやり方を紹介します!

ジョハリの窓というものを聞いたことがあるでしょうか?会社の研修や就職活動のときなどに使ったことがある人もいるでしょう。今回は会社の研修などで自己開発のために使われるジョハリの窓について解説します。これを読めばジョハリの窓の特徴ややり方を理解することができます。

ジョハリの窓って?

ジョハリの窓はアメリカのサンフランシスコ州の心理学者であるジョセフ・ルフトとハリ・インガムが発表したものです。2人の名前を取って「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。 ジョハリの窓は自己分析に使用する心理学モデルの1つです。私たちが社会で生きていくためには多くの人と関わらなければなりません。働くうえでも自分を理解するというのはとても重要なことです。 そして成長していくためには自己分析が必要になります。それに役立つのがジョハリの窓なのです。会社の研修や自己啓発セミナー、就職活動の自己分析でジョハリの窓が使われるのはそのためです。

「ジョハリの窓」という名前になぜ「窓」がつくのかは、使ってみるとすぐにわかるでしょう。ジョハリの窓は4つに区切られた窓(枠)を使っているからです。 自分が知っている自分や、他人が知っている自分を窓に当てはめていき、自己開示につなげるのがジョハリの窓です。自分が思っている自分と他人からの評価が違うと感じたことはないでしょうか?ジョハリの窓はそういった自分への理解のズレに気づくためのものなのです。 自分への理解のズレを一致させることで、他人と円滑なコミュニケーションをとることにつながります。上手く活用することで自分の可能性を広げることもできます。

ジョハリの窓は4つある

ジョハリの窓では4つの枠を使います。つまり、ジョハリの窓には4つの窓があるのです。この4つの枠に自分の知っている自分や他人が知っている自分を当てはめていくことで自己分析をすることができるのです。ここでは、ジョハリの窓の4つの窓について1つずつ解説していきます。

1:開放の窓

ジョハリの窓の1つ目の窓は、自分も他人も知っている自分の性質のことです。これを 「開放の窓」と言います。 開放の窓は自分も他人も知っている自分なので、これが多いほど自分の性質や能力を他人に見せていることになります。反対に、これが少ないほど他人に自分を見せていないことになるのです。その場合は「よくわからない人」と思われやすいです。

2:秘密の窓

ジョハリの窓の2つ目の窓は、自分は知っているが他人は気づいていない自分の性質のことです。これを「秘密の窓」と言います。 この秘密の窓が小さい人は自己開示をしていないか、できていないということになります。つまり、内面に秘めている部分が多いということです。 この秘密の窓を小さくして、開放の窓を大きくすることで自分と他人との認識のズレを解消することができます。ジョハリの窓の目的のひとつです。

3:盲点の窓

ジョハリの窓の3つ目の窓は、自分は知らないが他人は知っている自分の性質です。これを「盲点の窓」と言います。 この盲目の窓が大きい人は、自己分析ができていないということです。自分の長所をあげることができないような自己評価の低い人に多いです。 ジョハリの窓を行うと、他人から見た自分を知ることができます。そして自分への理解を深めることで盲目の窓は開放の窓に移るのです。

4:未知の窓

ジョハリの窓の4つ目の窓は、自分も他人も知らない自分の性質です。これを「未知の窓」と言います。 まだ開発されていない性質なので、新しいことに挑戦していく中で気づくものです。その性質はいづれ盲目の窓、秘密の窓、開放の窓のどれかに当てはまるようになります。 自己開発をすることで未知の窓が小さくなっていきます。そして開放の窓を広げることにつながるのです。

ジョハリの窓の活用法

自己評価と他者評価を4つの枠に当てはめるのがジョハリの窓です。ジョハリの窓を使えば自分が思っている自分と他人が思っている自分のズレに気づくことができます。ここではジョハリの窓をどのように活用することができるのかを説明します。

その1:自己分析に活用する

ジョハリの窓は自己分析に活用することができます。自己評価と、他者評価を4つの枠に当てはめるのがジョハリの窓です。自分が思っている自分と他人が評価する自分のズレを見ることができます。 ジョハリの窓では、自分はこういう人間だと思っていても他人はそう思っていなかったということも気づくことがあります。例えば「リーダー資質がある」と自分で評価していても他人がその項目を選ばないことがあります。 ショックを受ける人もいるかもしれませんリーダー資質がないというわけではないでしょう。まだあなたのリーダー資質を他人に見せることができていないだけです。ジョハリの窓はそういった自己分析に活用することができます。

その2:自己開示に活用する

ジョハリの窓は自己開示に活用することができます。ジョハリの窓は複数人で行う場合に、4つの窓に書き込んだ紙をお互いに見せ合うということをします。そうすることでみんなに自分のことを知ってもらうことができるのです。 恥ずかしいと思う人もいるのではないでしょうか?しかしお互いに自己開示することで理解が深まりコミュニケーションが円滑になるのです。「自分はこういう人間だ」と周りの人に知ってもらいましょう。 自分を隠して他人に接しても、その相手はあなたに心を開いてはくれないでしょう。あなたも、相手が自分を隠している相手だと深入りせまいと思うのではないでしょうか?自己開示が必要なのはコミュニケーションをとる上でとても大切なことなのです。

その3:新しい自分を発見するのに活用する

ジョハリの窓を行うと新しい自分を発見することができます。ジョハリの窓の「未知の窓」は自分も他人も知らない自分です。誰も知らないのになぜ新しい自分を発見できるのか不思議に思う人もいるのではないでしょうか? それは未知の窓に当てはめた性格の要素が、まだ自分に当てはまらないからです。まだ当てはまらないということは、新たな挑戦で広がる可能性を秘めているということなのです。

ジョハリの窓のやり方

ここまでジョハリの窓の特徴や活用方法を紹介してきました。では、ジョハリの窓のやり方を紹介していきます。ジョハリの窓は複数人で行うことが一番いいのですが、1人でも行うことができます。 ジョハリの窓は会社の研修などで自己分析に使われますが、気が乗らない人もいるかもしれません。それは自分を知り自分を他人に見せるのがジョハリの窓だからです。そのため無理強いはしてはいけません。

あらかじめ項目を決める

自分の評価や他人の評価を書くと言っても、どんなことを書けばいいか迷う人もいるのではないでしょうか?そこでよく使われるのが「性格の要素19項目」です。これらの19項目から選択すればスムーズに行うことができます。 ①頭がいい②発想力がある③段取り力がある④向上心がある⑤行動力がある⑥表現が豊か⑦話上手⑧聞き上手⑨親切⑩リーダー資質がある⑪空気が読める⑫情報通⑬根性がある⑭責任感がある⑮プライドが高い⑯自信家⑰頑固⑱真面目⑲慎重 項目は会社の研修ならば担当者が項目を決めてもかまいません。しかし注意しなければならないのは、ネガティブなことは書かないということです。例えば「暗い」「判断力がない」などネガティブな内容を出されたらジョハリの窓をやること自体苦痛になってしまうからです。

みんなで行うやり方

ジョハリの窓は5~10人ほどの人数で行うのがいいと言われています。それだけの人数がいれば他人から見た自分が十分集まるからです。4つの窓が書かれた用紙を人数分用意します。 自分が思う自分の性質を1枚の紙に書き出します。そして他の用紙には1人につき1枚もちいて、1人ずつの性質を書き出します。 自分と他人が同じ項目を選んでいるものは「開放の窓」自分だけが選んでいる項目は「秘密の窓」他人だけが選んだ項目は「盲目の窓」そして自分も他人も選択していない項目を「未知の窓」に書き出すのです。これでジョハリの窓の完成です。

よく使われるのが「性格の要素19項目」です。①頭がいい②発想力がある③段取り力がある④向上心がある⑤行動力がある⑥表現が豊か⑦話上手⑧聞き上手⑨親切⑩リーダー資質がある⑪空気が読める⑫情報通⑬根性がある⑭責任感がある⑮プライドが高い⑯自信家⑰頑固⑱真面目⑲慎重 これらの19項目を選択します。全員分書き終えたら、その人に用紙を渡します。そして4つの枠が書かれた用紙に分類していきます。 自分と他人が同じ項目を選んでいるものは「開放の窓」自分だけが選んでいる項目は「秘密の窓」他人だけが選んだ項目は「盲目の窓」そして自分も他人も選択していない項目を「未知の窓」に書き出すのです。これでジョハリの窓の完成です。

診断結果はみんなで共有する

ジョハリの窓では、診断結果をみんなで共有します。用紙に項目をわけたら、みんなで順番にまわしてみましょう。この作業は恥ずかしいと思う人もいるかもしれません。 みんなで共有すると自分への評価だけでなく、他の人の評価を知ることもできます。「私って頑固だと思われていたんだ」とショックを受けることもあるかもしれません。その思いも素直に伝えてみるといいでしょう。 診断結果を共有して意見を言い合うことで、他人が思う自分がより見えてくるのではないでしょうか?そこで自分の思う自分と一致していくと開放の窓が広がるのです。

1人で行うやり方

ジョハリの窓は1人でやることもできます。本来ジョハリの窓は複数人で行い客観的に他人から見た自分を知るのが大切です。しかし誰かに自分を見せるのが不安な人もいるのではないでしょうか? 就職活動に向けて自己分析をしたいけど、他人とやるのは気が引ける人もいるかもしれません。複数人で行うには場所や日程の調整も必要なのでやりたいときにすぐにできないでしょう。インターネット上では1人で行うジョハリの窓があります。 1人で行うのにはメリットもあります。50項目くらいの多くの項目を振り分けるので深い自己分析ができます。そして蓄積されたデータから結果が出るので知り合いと行うときよりも人の気持ちが入らないのです。

ジョハリの窓を行うときの注意点

ジョハリの窓を行うときの注意点は誰と行うかです。ジョハリの窓はお互いによく知っている、そして信頼できる相手と行いましょう。 ジョハリの窓は自分を開放するので恥ずかしい部分や本音の部分を見せることになります。信頼できない相手とやるのは嫌だと思う人も多いのではないでしょうか?それに相手の言葉によっては傷つくこともあるのです。 性格を正直に指摘されて傷ついてしまうと、ジョハリの窓を行うこと自体が嫌になってしまうでしょう。そのため、信頼できる人と行う必要があるのです。

4つの窓を上手に使って自己開発する方法

ジョハリの窓を使えば自己分析や自己開発をすることができます。ではどのようにすればいいのでしょうか?ここでは4つの窓を上手に使って自己開発する方法を解説します。

開放の窓を広げる

ジョハリの窓の開放の窓は大きいほどいいです。それは自分も他人も知っている自分が多く自己開示ができているからです。 この開放の窓を広げていくことで自己開発が進みます。ジョハリの窓の4つの窓はお互いに影響し合っているため、他の窓を分析することで開放の窓が大きくなります。

自己開示して秘密の窓を小さくする

秘密の窓を小さくすると親近感がわき、コミュニケーションが円滑になります。秘密の窓は自分は知っているが他人は知らない自分です。その隠していた自分を他人がわかるようにすればいいのです。 接しにくいと思っていたけど、自分をアピールしたら接しやすくなったという経験はないでしょうか?自分を隠しているうちは他人も心を開いてはくれません。 自分をアピールするということは秘密の窓を小さくするということなのです。自分を他人に知ってもらえば、開放の窓が大きくなります。そうすることで親近感・信頼感が増してビジネスシーンでも仕事がしやすくなるでしょう。

盲点の窓を受け入れて伸ばす

盲点の窓を受け入れて伸ばすことで自己開発することができます。盲点の窓は、自分は知らないけど他人は知っている自分の性質のことです。 盲点の窓の中には認めたくないこともあるかもしれません。これまでは思いもしなかった自分が隠れているかもしれません。それらをすべて受け入れるのです。 受け入れる過程で自己分析ができます。受け入れてその性質を伸ばすと自分も知っている性質に変わります。つまり、盲点の窓が開放の窓に移ることになるのです。

未知の窓はいつか開放の窓になる

自己開発をするには、未知の窓を知ることも大切です。自分も他人も知らない自分は未知であるとともに可能性だからです。 未知の窓を知るには、新しいことに挑戦するという方法があります。今までやったことのないものにチャレンジすることで新たな自分を知ることができ、他人もそれに気づくでしょう。 もう一つの方法は秘密の窓、盲点の窓を小さくし開放の窓を大きくすることです。開放の窓を大きくすると今まで気づかなかった自分の可能性に気づくことができます。

ジョハリの窓を活用して新たな自分を見つけよう

心理学の自己分析ツールに使われるものの1つにジョハリの窓があります。ジョハリの窓就職活動の際の自己分析、会社の研修や自己啓発セミナーなどで多く取り入れられているものです。 ジョハリの窓は「開放の窓」「秘密の窓」「盲点の窓」「未知の窓」の4つの窓で構成されます。自分が知っている自分、他人が知っている自分を振り分けることで自己分析ができるというものです。 開放の窓が広いほど自己開示ができていて他人とのコミュニケーションが円滑になりやすいです。ジョハリの窓を使って自己分析をするとまだ自分も他人も知らない自分がいることに気づくでしょう。未知の窓に気づき新たな自分を発見することで、開放の窓を広げる可能性があるのです。

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いいお

看護師、保健師の資格を持っています。現在看護師として働いています。学生時代、新人時代にうつで辛い日々...

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