二面性がある人は、突然普段とは大きく違う面を見せます。そのため、人から怖いと思われることも珍しくありません。なぜ、二面性を持つ人がいるのでしょうか?二面性のある人の特徴や心理、二面性度の診断をご用意しました。二面性がある人と付き合う方法もご紹介します。
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二面性のある人は、意外と身近にいるものです。あなたも身近な人の意外な面に気づいて、驚いたことがあるのではないでしょうか?二面性のある人は人によって大きく態度を変えたり、突然豹変したりする人もいます。 二面性のある人の特徴や心理などを解説していきます。二面性があるかどうかのチェックリストや二面性がある人との付き合い方についてもまとめてみました。
人に対して二面性があるというのは、そもそもどういう意味でしょうか?二面性のある人とは裏表が激しく、状況によってまったく別人のように振る舞う人のことをいいます。本来、人間にはさまざまな面があり、多面的な性格を持つのは普通です。 二面性があるというのは、その変化が極端な人のことを表します。裏表が激しく誰にでもいい顔をするなど悪い意味で使われることが多いですが、二面性があるという言葉は必ずも悪い意味で使われるわけではありません。 非常にギャップの激しい面を持っている場合にも、二面性があるといわれます。
類語として二重人格というものがあります。これは、二面性とほとんど同じ意味で使われる場合もあれば、本当に人格が2つ場合にも使われます。 多重人格ともいわれる解離性同一性障害と同じ意味で使われる場合もありますが、二重人格と解離性同一性障害を同じ意味で使うのは正確ではありません。 二面性の類語として、本音と建て前が大きく違うことを表す「裏表が激しい」、人の良さそうな顔をして悪いことを考える「腹黒い」などがあります。二面性の類語もあまり良い意味ではありません。
人間の性格の二面性を表す英語表現として「two-faced」があります。「He is a two-faced person.」で、「彼は二面性のある人だ。」という意味になります。
身近な人の二面性に気づくと驚かされることが多いです。二面性のある人には、どんな特徴があるのでしょうか?二面性のある人の特徴についてまとめてみました。
人によって態度が全く変わるのが、二面性がある人の特徴です。本人の前では相手の機嫌を取るようなことを言っているのに、その人がいなくなると悪口ばかりいっているような人も当てはまります。 本音と建前があるのはある意味当たり前ですが、それがあまりに極端で露骨なので二面性があるといわれるのです。 また、自分より立場が強い相手の前ではひたすら下手に出るのに、弱い相手の前では大きな態度に出る人も二面性があるといわれます。いずれにせよ、こんなことをしていると人からは全く信用されなくなります。
二面性のある人は、異性の前で態度が変わるという人も多いです。男性は女性に対して優しくなったり、女性は男性の前では声のトーンが変わることが多いといわれます。 計算して行動していることも多いですが、異性に対して自覚なくこういった行動をする人は少なくありません。二面性のある人でも、このタイプは同性に反感を持たれやすいです。
誰にでも良い顔をする八方美人的な性格も、二面性があるといわれます。このタイプは、人の悪口をいったりするわけではありません。しかし、誰にでも良い顔をしようとして、その場その場で相手に合わせて適当なことをいいます。 言っていることがいつも違うことはバレやすいので、周囲から信用されていないこともが多いです。
二面性がある人の特徴として仕事などでは非常にしっかりしているのに、プライベートではだらしないというのもあります。このタイプは仕事は優秀で周囲からも信頼されているのに、自宅に戻ると別人のようにだらしなくなってしまうのです。 職場の机などは非常にキレイに整頓されているのに、自宅の部屋は散らかっていて汚かったりします。それ以外にも、プライベートではお金の扱いが雑で浪費家だったりと、人前でのしっかりした印象とは正反対のデタラメな面を見せるのが二面性になっています。
二面性がある人の特徴として、普段は大人しいのに突然攻撃的になるというものがあります。いわゆるキレるというものです。理由もなく怒っているわけではないですが、普段とのギャップがあまりに激しすぎるため、二面性があると感じられます。 このタイプは、普段は普通の人というよりも真面目で温厚な人が多いです。そのため、より一層二面性があると感じる人が多いのでしょう。
二面性のある人は、どんなことを考えているのでしょうか?二面性のある人は極端な行動を取っていますが、その行動の裏にある心理は当たり前のことがほとんどです。二面性のある人の心理について見ていきましょう。
二面性がある人の中でも、八方美人なタイプは誰からも好かれたと思っている場合が多いです。他人に嫌われたくないため、目の前にいる相手に都合の良いことを言ったり、人から見て良い性格の自分を演じようとします。 人に好かれたい、自分を悪く思われたくないと考えているので、悪口などをいうことは避けようとします。ただし、状況によって意見がころころと変わってしまうため、周囲からは信用されなくなることも多いです。
二面性のある人は、相手によって態度が全く変わってしまう場合があります。このタイプは常に損得を考えていることが多いです。自分にとってのメリットやデメリットを考えて態度を変えます。 そのため、自分より立場が上の相手や気に入られた方が得な相手の前では、従順に振る舞ったり、おだてようとするのです。逆にどうでもいい相手や立場が、下の相手に対しては露骨に態度を変えることも珍しくありません。 自分の損得をしっかりと考えて行動する頭の回転の速い人も少なくありませんが、目先のことしか考えない短絡的な人も多いです。
二面性のある人の中には、人に本音をいうことを恐れている場合があります。相手と意見が違うせいで対立したり、孤立することを恐れているのです。 このタイプは自分の意見をいうことができずに、相手のいうことに合わせているだけなので二面性のある人になってしまいます。
真面目な性格ゆえに、二面性がある人もいます。このタイプは職場や他人の前ではしっかりしていますが、自宅などのプライベートな場所ではだらしなくなってしまいます。仕事中や人前では、常にきちっとしようとする真面目な性格なのです。 周囲からも真面目と考えられていますが、常にそういった態度でいることは本人にも負担が大きくなります。 その反動として、プライベートになるとだらしなくなってしまうのです。開放感からか、普段からは考えられない大胆な行動に出る場合もあります。
二面性のある人は、ストレスを抱えている場合があります。温厚なのに突然怒り出すことがある人は、普段から我慢することが多く不満を溜め込んでいることが考えられます。 特定の我慢できないことがあると、それが爆発するのです。真面目でおとなしい性格の人が、こういった二面性を持ちやすいといえます。
人に二面性を感じるのは、どんな時でしょうか?普段とは大きく違う行動を取るのを見た時に、人は二面性があると感じます。二面性があると感じる瞬間についてまとめてみました。
さっきまで仲良く話していたのに、その人がいなくなったとたんに悪口を言い出すのは二面性のあると感じる瞬間でしょう。本人がいないところで悪口をいうことを繰り返していると、周囲から警戒されるようになってしまいます。
普段、温厚な人が突然激しく怒り出すのは、まさに二面性があると感じる瞬間でしょう。怒っている人には、はっきりした理由があるはずです。 しかし、普段大人しい人が急にすごい勢いで怒り出すとそのことに驚いてしまい、なぜ怒りだしたのか理解できないことも少なくありません。普段、温厚だと二面性のある怖い人だと思われやすいといえます。
職場の机などはかなりキレイに整頓されているのに、自宅の部屋が汚なかったりすると二面性を感じてしまうようです。特に普段しっかりして見える女性の部屋が汚いと、男性からの印象は一気に悪くなってしまいます。 意外な所ですが、SNSで公開されている部屋の写真からもこういった二面性が感じられることは珍しくありません。
職場で見かける時はしっかりした服装なのに、プライベートで合った時にだらしない格好をしているというのも二面性が感じられる瞬間です。 あまり良い印象を持たれないことが多いですが、普段の印象によっては親しみを持たれる場合もあります。
二面性のある人といっても色々なタイプがありますが、あまり良いイメージを持たれないことが多いです。一方で二面性がある人には、メリットもあります。二面性のメリットデメリットについてご紹介します。
二面性があるメリットとして人に合わせるのが、上手いことが挙げられます。露骨に態度を変えて不審がられるようでは問題ですが、人によって態度を変えること自体はそこまで悪いことではありません。 適度なら人に上手に合わせることができ、柔軟な対応ができるメリットにもなるのです。また、二面性がある人だと思われても、それがかえってギャップとして魅力になることもあります。 普段、真面目で堅苦しいと思われていた人が、プライベートでだらしないことが分かると親しみを持たれたりもするのです。二面性はギャップとして、魅力になる場合もあります。
二面性のデメリットとして、悪い面がギャップによってより大きく印象付けられやすいことが挙げられます。結局、元が良い印象か悪い印象かに左右されますが、悪い印象を持たれるとギャップによって二面性のある人は非常に印象が悪くなりやすいのです。 また、人に対して態度を変える二面性のある人は、影で何を言っているかわからないと怖がられることもあります。
二面性がある人は、怖いと感じる人は少なくありません。二面性がある人とはどんな風に付き合っていけばいいのでしょうか?二面性のある人との付き合い方についてご紹介します。
二面性のある人の中でも、計算して行動している裏表の激しい人とは距離を置くようにした方が良いです。二面性のある人は、当人がいなくなると悪口を言い出すことがあります。自分のことでないと一緒に悪口をいってしまうかもしれません。 しかし、悪口をいってしまうと後々、トラブルになること珍しくありません。人を見て態度を変える人は、いつ裏切るかわからないともいえます。 裏表がある人といっても、タイプや程度はさまざまでしょう。とはいえ、裏表が激しい人とは距離を置いて、あまり親しくしない方が無難です。
計算しているわけではなく、突然攻撃的になるなどの二面性がある人もいます。こういった人に対しては、できるだけ理解するように努めるようにしましょう。突然、怒り出す人は普段から我慢していることが多いです。 当然ですが、突然怒り出すように見えても怒るのには理由があります。なぜ、怒るのか理解していれば、トラブルを避けることができます。また、普段から我慢することが多い人なのだと考えて、ある程度受け入れることも必要でしょう。
二面性がある人かどうかを判断するための二面性度診断のチェックリストをご用意しました。全て、「はい」「いいえ」で答えられる質問になっています。「はい」の個数が多いほど、あなたの二面性度は高いです。 1:計算して行動することが多い 2:本人のいないところで悪口をいうことが多い 3:その場を乗り切れればいいと考えることが多い 4:いい人だと思われていたい 5:人と違う意見をいうのが怖い 6:異性の前では態度が変わるといわれることが多い 7:我慢してしまうことが多い 8:部屋の掃除ができない 9:私服には気を使わない 10:時々怒りを爆発させることがある
二面性のある人の特徴や心理、付き合い方などについてご紹介しました。二面性のある人の行動は怖いと思われることも多いです。しかし、人はある程度裏表があるのは、当たり前でもあります。 二面性がある人は、意外と普通の人だともいえるでしょう。身近に二面性がある人がいるなら、うまく付き合っていくことが大切です。もし、自分が二面性があると思う場合は、あまり極端な行動を取らないように意識しましょう。
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