2019年07月04日公開

2019年07月04日更新

仕事が覚えられない人の7つの共通点!対処法もあわせて解説 

仕事が覚えられない…と行き詰まっている方はいませんか?自分だけ取り残されているようでツラいですよね。 実は、仕事が覚えられない(と自分で感じている)人には、いくつかの共通点があります。 そこで今回は、その特徴、改善策、対処法などをご紹介していきます。

仕事が覚えられないのはツラい!行き詰まっていませんか?

新年度が始まって、早3か月。新社会人になった方や、新しい部署に配属になった方など、いろいろかと思います。 そんな中で、仕事が覚えられないと行き詰まっている方はいませんか?周りから自分だけ取り残されているようでツラいですよね。 実は、仕事が覚えられない(と自分で感じている)人には、いくつかの共通点があります。 そこで今回は、その特徴、改善策、対処法などをご紹介していきます。

仕事が覚えられない人に見られる7つの特徴

仕事が覚えられないのは能力が低いからだと思われがち・思いがちですが、そういう場合のほかに、いくつ共通点があります。ここではまず、仕事が覚えられない人の共通点を探っていきます。

共通点1:優先順位がわからない

仕事は予定通りに運ぶのが理想的ですが、急ぎの案件などが発生し、段取りを再構築しなくてはならないことがあります。 あるいは、複数の案件を抱えているとして、どの案件から手をつけるか?例えば「A案件」に手をつけ始めたとして、今度はそれに関するどの作業から始めていくか?など、仕事というのは常に優先順位の決断の連続です。 仕事が覚えられない人には、こうした優先順位がわからないという人が多いです。

共通点2:理解していていないのにわかったふりをする

仕事の段取りを、理解していないのにわかったふりをする、もしくはわかったふりをしているように見えてしまう…というのも、仕事が覚えられない人に往々にして見られる特徴です。 わかったつもりで進めていると、さまざまな疑問や、自分では判断できないことが出てきますが、それを上司に報告するのが遅れる→ミスを引き起こす→再び仕事が覚えられないという評価につながるという悪循環です。

共通点3:メモを取らない

アルバイト指導や新人教育の場で最初に言われることですが、仕事が覚えられない人は、メモを取らないというケースを多く見受けます。 メモを取ることは、言い換えると記録に残すという行為です。仕事はその優先順位や期限などが常に変化しているわけで、これをすべて頭の中だけで記憶し、ベストな判断を下すのは、やはり無理があるでしょう。 仕事を覚えられない…と嘆く前にメモを取ってみましょう。

共通点4:報告・連絡・相談が遅い

「報告・連絡・相談=ほうれんそう」というのは、どんな組織でも必ず言われることですが、仕事を覚えられない人は、このほうれんそうが遅いケースが目につきます。 逆に言えば、ほうれんそうが適切にできていれば、決定的なミスは起こりません。仕事が覚えられない人は、つい記憶力とかタスク管理能力ばかりに目が行きがちですが、実はこうした業務上のコミュニケーションに改善の余地があるケースも目につきます。

共通点5:上司や先輩に対して遠慮がちで主張するのも苦手

自分は仕事が覚えられない人間だ…という意識は、引け目としてあなたの心に沁みつきます。そして、仕事が覚えられない=自分は価値のない人間だと思い込み、質問すべきところで変に遠慮をするなどの行動につながります。 あるいは、例えば業務の報告中に自分の意見・判断を、上司に対してはっきり言えず、それでまた自分を責めたりしてしまう行動も、仕事が覚えられない人によく見られます。

共通点6:時間管理が上手にできない

仕事が覚えられない・覚えられるを問わず、一つの作業、一つの案件だけに全力を注げばOKという仕事ならばこの項目は当てはまらないかもしれませんが、そうした仕事はあまりないですね。 取引先に出向いたり、そこでお見せする提案書や見積書を作ったり、いま自分が抱えている他の案件とスケジュールを調整したり…と、私たちの仕事は「時間管理」という考えなくして成り立ちません。 仕事が覚えられない人には、この時間管理の部分を少し改善したほうがいいと思えるケースが多く見られます。

共通点7:オン・オフの切り替えが下手

仕事が覚えられない人にはオンとオフ、仕事とプライベートの切り替えが下手な人が多く見られます。 例えば、仕事でミスをしてしまった→それをつい休日に思い出して自分を責める→寝つけなくて集中力を欠き、翌日の仕事に悪影響を及ぼす→結果として周囲から「あいつは仕事が覚えられない」と評価されてしまうパターンの人がよくいらっしゃいます。

仕事が覚えられない原因は?

私は仕事が覚えられない…と自己評価する人は、他の人と比べて純粋に能力が低いというよりも、覚えるコツをつかめていない、仕事の進め方が定着していないというケースが多いと思われます。 そこでここでは、仕事が覚えられない原因を探っていきます。

原因1:自己否定感が強めである

「特徴5」のところでも少し触れましたが、仕事が覚えられない人には、自分を責める気もち、自分はダメな人間で周りに迷惑をかけているのではないか?…といった、自己否定感が強いケースが多いです。 これは職場で突然生じたものではありません。幼少期から長い時間をかけて強化され、「上書き保存」されてきたクセなのです。 このクセが、変なところで遠慮する、質問すべき時にできない、自分の考えを主張できない…などの行動につながっているわけです。

原因2:タスク管理が下手

仕事が覚えられない大きな原因の一つは、そもそもタスク管理が下手なことです。これは、性格だから変えられない…というものではありません。コツを身につけることで改善可能です。 タスク管理が上手にできればそれだけでも、仕事が覚えられないという評価が徐々に良い方向に変わってくるでしょう。

原因3:生活リズムの調整が下手

仕事が覚えられないもう一つの原因として、生活リズムの調整が下手なことが挙げられます。これには2つの要素があり、一つは「特徴7」にも出てきた、オン・オフの切り替えという点です。 休みの日でも仕事の失敗のことをくよくよと考えていたら、次の日の仕事に影響するのは分かると思います。仕事が覚えられないという自覚がある人は注意してください。 もう一つは、文字通り、生活リズムが乱れている場合です。一番良くないのは「休日の昼夜逆転」です。これはもろに次の日の仕事に影響します。

仕事が覚えられない人の改善策と対処法

ここまでは仕事が覚えられない人の共通点と原因を見てきました。 ここからは、仕事を覚えられないという現状をどう変えていくか、改善策と対処法について見ていきます。

対策1:自分だけのマニュアルを作る

業務や作業のマニュアルを完備している会社もあるでしょう。しかしそれは、いわば最大公約数的な、なるべく多くの人が理解するための表現がなされているはずです。 仕事が覚えられない状況を改善するには、これをカスタマイズし、自分だけのマニュアルを作ると効果的です。 自分は覚えるのが苦手だから…と避けて通るのではなく、積極的に自分のやり方を見つけ、マニュアル化して、仕事が覚えられない状況を改善していきましょう。

対策2:ポストイットの活用

仕事を覚えられない人には、「ブレインダンプ」という方法がおすすめです。ブレイン(脳)とダンプ(放り出す)という言葉を合わせた整理術の一つです。 やり方は簡単です。あれもやらなきゃ…これもやらなくちゃ…!と混乱している時に、「やらなければいけないこと」を全部書き出していきます。このとき、ポストイットに書き出していくのですが、一つの案件につき1枚のポストイットを使いましょう。 やらなくてはいけないことをすべて頭の中で記憶しておくのはけっこうな負担です。しかし、ポストイットに書き出したものは、頭で覚えておく必要がなくなりますね。

脳の外に放り出してしまうために、新しいことを頭に入れやすくなる、つまり仕事を覚えやすくなるのです。仕事が覚えられないという状況を改善していくための下準備ですね。 書き出したポストイットは、優先順位が高いものの順番に、「1枚の紙」に貼りつけていってください。仕事の順番に変更が生じたときなどは、それに応じて貼り替えていきます。 なぜ1枚の紙なのかというと、「やらなければいけないこと」を一覧表の状態で、一目で全部が見えるようにしておくためです。例えばカレンダーは、日めくりタイプよりも月別のタイプのほうが、予定が分かりやすいですね。あの要領です。

ここまで読んで、(スマートフォンのメモ帳に入力しておけばいいんじゃないの?)とお思いの方もいると思いますが、あえてポストイットの活用をおすすめします。 やらなければいけないことを思い出して、それを手で書く…という一連の行動に意味があるのです。これにより、その案件を頭の中で再度イメージでき忘れにくくなります。結果として余裕が生まれ、仕事の覚えやすさにつながっていきます。

対策3:デスクまわりを片づける

心理学では、部屋やデスクまわりの散らかり具合は、脳内の散らかり具合に比例すると言われます。そして、仕事が覚えられない人のデスクや脳内は散らかっていることが多いです。 これは脳の空き容量が少ない状態なわけですから、新しいことをなかなか覚えられません。仕事が覚えられないと感じている人は、まずはデスクまわりを片づけて、頭もスッキリさせてから仕事に臨んでください。

対策4:周囲との積極的なコミュニケーションを心がける

仕事が覚えられない人は同じチームなど周囲とのコミュニケーション量が少なく、またその質も低いという傾向が多いのです。 チームで仕事をするということは、お互いに持ちつ持たれつの関係です。あなたは相手のことをもっと知り、そして相手には自分のことを知ってもらうことで一緒に仕事がしやすくなります。

対策5:あなた自身の長所と短所をもう一度見つめ直してみる

人間誰しも長所と短所があります。仕事が覚えられない人は、自分に自信がないという傾向の人が多く、短所ばかりが目につきがちです。 もう一度、自分の長所・魅力はどこなのかを見つめ直すことをやってみてください。長所と短所は表裏一体のことが多いです。

例えば、「仕事のスピードは遅いが、堅実なためミスが少ない」「理解する能力はいまひとつだが、いったん理解をすれば地道に取り組む性格だ」…などです。 そして、自分の長所・魅力を再確認できたら、それを職場でもアピールし、自分の長所を伸ばすことを心がけてみてください。仕事が覚えられないという評価や自覚が次第に変わってくるはずです。

仕事の覚えを早くするために脳内を最適にする方法

仕事が覚えられない状態をどのように改善していくか具体的な対策を見てきましたが、ここからは脳科学的、心理学的にさらに一歩踏み込んで、仕事の覚えを早くするために脳内を最適にする方法を見ていきます。

方法1:時間管理

あなたが営業部員だとして、複数の取引先を担当しているとします。同じ週に、A社には企画提案する、B社には見積書を提出する、C社からは新しい相談案件があるとのことでヒアリングに出向くというスケジュールだとします。 あなたは、スケジュール帳にどんなふうに記入していますか?

●日:A社に企画提案 ●日:B社に見積書を提出 ●日:C社を訪問 …のように書いているとしたら、もう一歩踏み込んで、その前段階ですべきことを追加でメモしておきましょう。

上記の例で言えば、おそらくその前週の欄に書き込むことになると思いますが、 ▲日:A社への企画提案の件で社内模擬プレゼン ▲日:B社用の見積書の決済を得る ▲日:C社の新案件の事前資料集め …といった具合です。

このように、一歩踏み込んだ時間・スケジュール管理→そしてそれをメモする行動をクセづけすることにより、あなたの時間管理能力は増していきます。 すると必然的に新しい事案や仕事を覚える余裕も増え、仕事が覚えられないという状況から少しずつ脱していけるでしょう。

方法2:情報のアンテナを張る

こんな実例があります。Aさんが、いつかそのうちマイホームを買いたいなあ…と漠然と思いました。その後Aさんはそう思ったことすら忘れていたのですが、大量のマイホームに関する情報が、彼の元に集まってきたというのです。 人間の脳には「意識」の領域と、「無意識」の領域があるとされています。感じていることをはっきりと認識・自覚できているのが意識。脳内のどこかにはしまってあるけれども今の時点でははっきり認識できていないのが無意識。 そして、意識と無意識の割合は、おおよそ1対9くらいと言われています。

Aさんはいつかマイホームが欲しいなあと、漠然と思いました。つまりはっきり意識したわけではなく、無意識の領域にその思いをとりあえずしまい込んだわけですが、自分でも自覚しないうちにマイホームの情報を求め引き寄せていたのです。 言い換えると、無意識の部分でマイホーム関連の情報にアンテナを張っていたということです。 「漠然とした欲求」ですら、この効果です。自分の欲求や目標を明確に意識してアンテナを張れば、より高い効果が見込めます。仕事が覚えられない人はこれを利用しない手はありません。

仕事が覚えられない自分を変えたいという前提ならば、例えば「時間管理」「タスク管理」などのキーワードを紙に書いて貼り出し、それを毎日必ず見て意識を高めるのです。情報があなたの元に自然と集まってくるでしょう。

方法3:想像力を磨く

ここでいう想像力とは、空想にふけるとか、〇〇を食べたいなあ…などと思うことではなく、あくまで仕事の覚えを早くするために、ものごとの展開を予測する能力です。仕事が覚えられない人は、この能力を高めてみましょう。 ものごとの展開を予測するためには、これまでの経験がベースになります。

例えば、「D社のサトウ部長は細かい性格で、以前出した提案にダメ出しをしてきたことがあった。それを踏まえて、今度はもっと論理的な裏付けを強調する提案にしてみよう」…といった感じですね。 過去の経験に基づいてスムーズに予測するには、脳内がスッキリしていないと難しいです。過去の経験を記憶の引き出しから直ちに引っ張り出せる、整理された状態がベストですね。

仕事が覚えられない状態を変えるには、この想像力、予測能力を磨くことを心がけてください。 こういう事実があるから、結果はこうなるに違いない…と考えるクセをつけるのは、予測能力を高めるのに有効です。 将棋やチェスなど一手先を読むものを趣味にするのもいいでしょうし、同じ状況で〇〇さんならどう考えるかを予想してみるなどをクセづけしてみると良いでしょう。仕事が覚えられないという状況が少しずつ変わってくると思います。

それでもダメ!1年経っても仕事が覚えられないときはどうする?

「仕事が覚えられない」ということについて、さまざまな角度から対策や方法を見てきましたが、それでもダメ!1年経っても仕事が覚えられない…という場合は、以下のようなことを考えてみてください。 まず、あなたが本当にやりたいことは何なのか、あらためて自問してみてください。本当にやりたいことに関係した仕事をしていますか? 生活のために嫌々やっている場合、無自覚に仕事に対する抵抗があり、それで仕事が覚えられないのかもしれません。

望む方向性の仕事はできている場合は、それでは在籍している今の会社はどうなのかを考えてみてください。もしかしたら、業界は好きだが今の会社は嫌だという可能性もありますね。 その場合は、仕事が覚えられないのもある程度うなずけます。同業他社への転職も視野に入れてみると良いと思われます。

まったく別の業界に転職したいという思いが確認できた場合、そのためにどんな方策が最適なのかをじっくり検討する必要があります。 例えば、必要な資格があるのか、転職にあたって勉強しておいたほうが良いことは何か、それはどういう場所やスクールで学べるのかなどはきちんと確認してください。

「やりたいこと」「すでに実現していること」「まだできていないこと」を紙に書き出してみるのも、整理にあたっては有効です。 「まだできていないこと」を、いつまでに、どういう方法で実現するのかというプランも併せて考えてみると良いでしょう。

「仕事を覚えられない」対策は根気よく!

仕事が覚えられないのは、単に記憶力の問題ではなく、例えば、報告・連絡・相談を適切におこなう行動パターンや、時間の管理の仕方など、さまざまなことが密接に関連しています。 改善にあたってのポイントは以下の2つです。 ① 一気に全部こなそうとしない ② できるところから、根気強くトライする 一つひとつクリアしていった時、あなたに対する評価はいつの間にか「仕事を覚えられない」から、「仕事を覚えるのが早いですね」に変化していることでしょう。

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ライター

chacho

chacho

フリーの心理カウンセラーです。大手心理カウンセラー養成スクール勤務を経て独立。現在はカウンセリング、...

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